仙台育英が上林誠知選手の2安打3打点の活躍で優勝、馬場皐輔投手が1失点完投

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 仙台育英vs盛岡大付の対戦となった春季高校野球東北大会は、仙台育英が5-1で勝利し14年ぶりの優勝を飾った。

 仙台育英は4番・上林誠知選手が2安打3打点、熊谷敬宥選手がホームランを放つなど打線が得点を重ねると、投げては準々決勝で146km/hを記録した馬場皐輔投手がこの日も7安打を許すも1失点で完投し、エースとして一本立ちとも言うべき投球を見せた。

 盛岡大付はエースの及川豪投手が完投したが11安打5失点も自責点は2、上林選手にはスライダーを2本打たれていたが、8回の打席ではストレートで詰まらせて打ち取るなど、手ごたえのあった投球だった。

 投打に軸のできた仙台育英、2年生エースの松本裕樹投手とともに3年生の及川投手も調子を上げてきた盛岡大付、夏に向けて実りのある大会だったといえる。ドラフト的には上林誠知選手や盛岡大付の望月直也選手のホームラン、西村凌(青森山田)捕手が活躍し評価を上げたのではないかと思う。

仙台育英Vプロ注目上林3打点/高校野球  - サンケイスポーツ:2013/6/10

 3回、今秋ドラフト候補の4番上林誠知外野手(3年)が右前に適時打を放って2点を先制。5回には1番熊谷敬宥内野手(3年)のソロ本塁打が飛び出し、その後に上林が再び適時打を放って4-0と勝負を決めた。

 2安打3打点の主砲は「全国大会につながる大会ではないし、春は春で終わり。夏に向けてしっかりやりたい」と、快勝にも気を引き締めていた。

  課題と手応えの交じる4試合を胸に刻み、盛岡大付・三浦智聡主将(3年)は準優勝盾を受け取った。09年以来2度目の優勝は逃した。「何ができて何ができなかったかが分かった。いい経験をさせてもらった」。大勝あり逆転勝利ありと様々な展開を経て迎えた決勝で弱点が露呈した。

 5失点のうち3点に失策が絡み、計4失策と守備が崩壊。チャンスを生かした仙台育英と対照的に1回1死二、三塁の先制機を逃すなど、わずか1点に終わった。「強力打線に4失策したら勝てるわけがない。負けるべくして負けた」と関口清治監督(36)。8回2死満塁で見逃し三振に終わった三浦は「ミスしても打ち勝つといってきたがカバーできなかった」とうなだれた。


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