夏の甲子園大会の見どころ~その3~ 隠し玉候補

石川直也, 相馬和輝, 正随優弥, 黒田達也, 宮澤一成, 諸冨将士, 橋川亮佑

 高校野球甲子園大会、ドラフト上位候補、中位候補までの紹介をしましたが、今回は隠し玉候補を紹介します。

 その1・夏の甲子園大会の見どころ~その1~ 今年のドラフト上位候補選手

 その2・夏の甲子園大会の見どころ~その2~ ドラフト中位から下位候補

隠しきれなかった隠し玉候補

 甲子園に出場した隠し玉候補としては、角館の相馬和輝投手、山形中央の石川直也投手、東邦の宮澤一成選手、大阪桐蔭の正随優弥選手、神戸国際大付の黒田達也投手、鳴門の橋川亮佑選手、城北の諸冨将士投手が挙げられる。

 山形中央の石川投手は191cm、城北の諸冨投手は193cmの身長があり、プロ複数球団のスカウトが注目している。共に完全にエースになりきれていない所や、フォームの荒々しさなど素材型の印象があり、今大会では素質の高さを見せて結果を残せばプロ入りの可能性が高まる。

 角館はセンバツでも21世紀枠での出場の可能性があったが出場できなかった。それから半年、夏の大会に出場し実力を見せた。エースの相馬投手は172cmと小柄ながら140km/h前半から中盤のキレのある速球を投げてプロが注目している。甲子園でその球を見せれば、他球団も手を挙げ始めるかもしれない。

 神戸国際大付の黒田投手はガラスのエース。中学時に右ひじを手術し現在でもボルトが入っているといい、高校でも2年秋にも左ひざを骨折、12月には右ひざを骨折と故障が多い。しかしそこからケガ対策で体を鍛えると6月に145km/hを記録した。あまり負担はかけられないかもしれないが、鋭いスライダーもあり投球に注目される。

 ケガには大阪桐蔭の正随優弥選手も悩まされてきた。広島鯉城シニアで140km/hを記録し注目された正随選手は、同じく広島鯉城シニアで活躍した中田翔選手と同じく大阪桐蔭に入学し、中田翔2世として注目されるはずだった。しかし入学して3か月の6月に右足首を骨折し、その後をリハビリにあてることになる。
 今年はケガから復活すると、大阪大会決勝でもホームランを放つなど遅ればせながら素質を見せている。プロ入りの可能性はそれほど高くないが素質十分の選手だ。

 東邦の宮澤一成選手は3年生に入ってから4月5月の2か月で20本塁打を放った。愛知大会では4番サードで出場したが決勝でノーヒットなど成績を残せなかったが、急成長のスラッガーに注目。

 鳴門の橋川亮佑選手は181cmの投手であり外野手。投手としては1年生から期待され、打者としても鋭い打撃を見せる選手で、大学、社会人などで期待したい選手だが今大会で注目されるかもしれない。


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