秋田商・成田翔投手が完封、敦賀気比・平沼翔太選手は遊撃手で出場、プロを意識して

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国体の高校野球硬式の部では、秋田商の成田翔投手が九州国際大付を2安打11奪三振で完封、また敦賀気比のエースだった平沼翔太選手は遊撃手として出場するなど、プロ入りに向けての動きが見られた。

成田投手にプロ評価

侍ジャパンU18代表でも無失点の好投を見せた秋田商の成田翔投手は、この日は九州国際大付の山本武白志選手などのそろう強力打線と対戦し、わずか2安打に抑えて完封勝利を挙げた。甲子園で見せた変化球に加え、U18代表で小笠原慎之介投手から教わったというチェンジアップや縦のスライダーも使い11三振を奪った。

プロ志望を表明している成田投手は試合後に「プロ志望届を出したいと思っている」と明言し、「自分の力がどれだけ通用するのか挑戦してみたい」と話した。成田投手のピッチングを視察した北海道日本ハムの芝草スカウトは「素晴らしいボールを投げている。」と評価、ドラフト会議での指名が注目される。

 

平沼選手は遊撃手と投手

敦賀気比の平沼翔太選手はこの日は4番ショートで先発出場した。投手として2年生の夏の甲子園のベスト4、3年春のセンバツで優勝を話し、本人もプロで投手をやりたいと強い思いを抱いている。しかしプロのスカウトは、すでに完成されている投手としてよりも、長打力や打撃センスが光る野手として評価する声が多く、この日は遊撃手としての出場となった。

しかし7回からマウンドに上ると、3イニングを無失点に抑える好投も見せ、投手としてもアピールをした。二刀流については「頑張ります」と話したものの歯切れが悪かったが、まずは夢であるプロ入りを果たし、そこからは投手やりたいアピールをしていくのではないかと思う。

 

仙台育英・佐藤世那投手は4回2安打2奪三振

仙台育英は夏の甲子園準優勝投手で、U18ワールドカップでアメリカを完封した佐藤世那投手が3番手として登板し、4回を投げて2安打2奪三振無失点のさすがのピッチングを見せた。

「上ではフォークだけじゃ通用しない。色んな変化球で勝負したい」とプロを意識しいろいろな変化球を投げていきたいとプロへの思いを話した。国体終了後にプロ志望届を提出する。

 

九州国際大付・山本選手もプロ志望

この日、秋田商に敗れた九州国際大付の山本武白志選手は、成田投手の前に3打数ノーヒットに終わった。試合後に、近日中にプロ志望届を提出することを明らかにし、「ファンあってのプロ野球、球場に来た人をひきつける選手になりたい」と話し、プロへの思いを語った。

秋田商はエース左腕・成田翔が2安打完封の好投で九州国際大付を下した。日本代表で東海大相模・小笠原から教わったチェンジアップと縦のスライダーで11奪三振。「投球の幅が広がった」と自信を見せた。

日本が準優勝したU-18W杯の代表メンバーとして自信を深め、社会人野球からプロ志望届提出に方向転換したことも明らかにした。「小さな頃から考えていて、チャンスが来たと思った」。次の東海大相模戦も全力投球で勝ちにいく。

佐藤世も今大会終了後にプロ志望届を提出する予定で「上ではフォークだけじゃ通用しない。色んな変化球で勝負したい」と思いをはせる。U―18W杯は「色々なパターンを身につけられた」と自信を取り戻すきっかけとなったと語る。


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