星稜・奥川恭伸投手が150キロで完封、センバツ出場当確

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秋季高校野球北信越大会では準決勝が行われ、星稜高校は来年の高校生投手BIG5の一人、奥川恭伸投手が、150キロを記録して完封勝利し、センバツ出場を当確とした。

150キロ記録

この日は東海大諏訪と対戦した星稜高校、エースの奥川恭伸投手は甲子園で150キロを記録したが、この日も最速タイの150キロを記録し、5安打完封勝利で4-0で勝利した。

初回、「緊張して腕が縮こまってしまった」と話した奥川投手は2アウト1,3塁のピンチを背負ったが、この回を無失点に切り抜けると、2回以降はストレートが140キロ後半を記録し、チェンジアップ、スライダーなど緩急をつけて、東海大諏訪打線を完全に支配した。

「みんなの表情や相手の盛り上がりを見ながら、次のイニングは危ないなと感じた時に、自分で間を取ることができた。それが完封につながった」と話した。奥川投手は2年生で唯一U18代表入りし、同室となった根尾昂選手からは練習への取り組みや日々の過ごし方などのアドバイスを受け、また金足農の吉田輝星投手からはけん制などの技術を教えてもらった。この日は、巧みなけん制球、そして野手への指示、そしてボール交換を要求するなど、要所で間を取った。夏の甲子園よりもワンランク上の奥川投手になっている。

星稜は1年生で再来年のドラフトの目玉候補・内山壮真選手が4番を打ち、8回にホームランを放った。内山選手は春季大会初戦から甲子園大会も含めて22試合連続でヒットを打っているが、この日は8回までノーヒットだった。しかし8回の打席でホームランを放ち、デビューから23試合連続ヒット、そして試合を決定づけるホームランとなった。

これで北信越大会の決勝に進出し、同地区からは例年2校がセンバツに出場するため、来年のセンバツ出場は当確となった。しかし星稜は、昨年の大阪桐蔭も果たせなかった全国4冠を目指す。まずはこの秋の明治神宮大会での優勝を目標とし、今大会も無失点、無失策で勝ち上がっている。明治神宮、センバツ、夏の甲子園、国体の4冠を達成するか、注目したい。

そして来年のドラフト会議では、大船渡・佐々木朗希投手、星稜・奥川恭伸投手、創志学園・西純矢投手、日大三・井上広輝投手、横浜・及川雅貴投手の高校生150キロBIG5が注目される。センバツで奥川投手がさらに成長した投球を見せ、まずはトップに立つかどうかにも注目される。

星稜高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
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U18侍ジャパンを経験した右腕が、堂々の投球を見せた。奥川は「緊張して腕が縮こまってしまった」という初回、直球にタイミングを合わされ、2死一、三塁のピンチに立ったが無失点で切り抜けた。2回以降は140キロ台後半の速球を見せ球に使いながら、チェンジアップやスライダーで緩急をつけ打者を手玉に取った。「みんなの表情や相手の盛り上がりを見ながら、『次のイニングは危ないな』と感じた時に、自分で間を取ることができた。それが完封につながった」。けん制球、野手への声かけ、ボール交換を駆使して、マウンド上で「間」を支配した。

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