2021センバツ出場、天理高の注目選手

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は天理高校。

天理高の注目選手

注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック

注目度A:達孝太投手

193cmの長身でフォームのしなやかさがあり、146キロの速球を制球よく投げることができる。フォークボールに角度があり、カットボールなどを織り交ぜ、昨秋は52回を投げて67奪三振、四死球が9つと少ない。

注目度B:瀨千皓外野手

1年秋の明治神宮大会で2打席連続ホームランを打って注目されている選手。昨秋はホームラン0本に終わったが、4番としてヒットを打ち打点を挙げた。

注目度B:内山陽斗外野手

169cmと上背は無いものの、鋭いスイングに確実性の高い打撃で昨秋は打率.545。四球もしっかりと選べてチャンスを作れる。

注目度B:杉下海生遊撃手

ショートでの守備に定評があり、近畿NO.1との呼び声も。四球で出塁し、50m6.2秒の足で昨秋は4盗塁を記録するなど、スピードのあるプレーを見せる。

注目度B:南沢佑音投手・2年

188cmの長身右腕投手で140キロを記録する球を投げ下ろす。昨秋は1回2/3のみの登板だったが、1安打3奪三振無失点と力を見せている。

注目度C:堀内太陽二塁手

50m5.8秒の俊足で、昨秋は公式戦で3盗塁、練習試合を含めると18盗塁を記録している。セカンドでの動きなどをチェックしたい。

注目度C:森田雄斗投手

180cmの左腕投手で最速は130キロ中盤だが、伸びのある球を投げ込み打たせて取る。

注目度C:内藤大翔一塁手・2年

1年生ながら秋には5番を任され、思い切りの良いスイングをみせる。練習試合で5本塁打を打っており、この春の紅白戦でもエースの達投手からホームランを放っている。

注目度C:戸井零士三塁手・2年

180cmの内野手で本来はショートを守れる。1年秋は3番を任されて、打率.429を記録している。長打力もあり練習試合を含めると4本塁打を打っている。

チーム

投手はエースの達投手が柱。控えに良い投手がいるものの、公式戦での実績はまだまだで、達投手次第という所もありそうだ。森田投手、南沢投手が一本立ちして投げられるかが、勝ち上がりのポイントとなる。

攻撃では1番に内山選手が座り、高い打率とともにパンチ力も見せる怖いリードオフマン。2番に四球で出塁し足が使える杉下選手などをはさみ、4番の瀬選手が得点をあげる。前後の2年生・戸井選手と内藤選手は一発があり、この二人の活躍次第で瀬選手が結果を出せそうだ。

打線は6点前後を奪い、投手が2点までに抑える。達投手の出来が勝利の鍵だが、クリンナップがどのくらいの破壊力を見せるかもポイントとなる。

天理高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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