不二越工の右腕・下司凱世投手投手が自己最速145キロを記録

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春季高校野球富山大会では、不二越工のエース・下司凱世投手が自己最速となる145キロを記録した。「夏までには150キロを出したいです」と話した。

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右の本格派右腕

下司凱世投手は182cm73kgの右腕投手で、上から投げ下ろす角度のあるストレートは130キロ後半を記録していた。

この日の春季高校野球富山大会2回戦の小杉戦で先発すると、2回に138キロのストレートで2者連続三振を奪うと、5回には自己最速となる145キロを記録して2者連続三振を奪った。「腕が振れている感じはなかったが、指にかかる感覚があった。低めを意識しました」と話した。

6回には1アウト1,3塁のピンチとなったが、得意の鋭いスライダーで空振り三振を奪い、6回2安打8奪三振無失点の好投を見せた。試合は8回コールド7-0で勝利した。「いつもは高めにボールが浮くが、今日は低めに集まりました。絶好調ではないですが、調子はいいです」と話した。

この冬は長靴を履いて、積もった雪のグラウンドでポール間ダッシュを繰り返し、「雪が膝くらいまで潜って、太ももを上げないと走れなかった」というトレーニングを行い、下半身は一回り大きくなったという。

「夏までには150キロキロを出したいです」と話す下司投手、次戦の3回戦は強豪の新湊と対戦するが「変に力まず、いつも通りの投球をしたい。」と話した。

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【高校野球】不二越工の145キロ右腕、下司凱世が6回を8K、無失点と好投「調子はいいです」 - スポーツ報知
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