神村学園・黒木陽琉投手は育成ではプロ入りせず、5球団調査書も指名無く大学で4年後目指す

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神村学園で夏の甲子園に好投を見せて注目された147キロ左腕・黒木陽琉投手は、ドラフト会議では名前が呼ばれずに進学することを決めた。

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元々大学進学組

黒木陽琉投手はこの夏に、夏の甲子園でベスト4入りした神村学園のエースとして、リリーフで5試合に登板した。140キロ台のストレートと大きなカーブなどを投げ、視察したプロのスカウトも高評価の投球だった。

しかしその時点では大学進学の方針で、プロ側もそれほどマークをしていなかったが、その後、プロ志望届けを出すことを表明し、秋の国体でも147キロを記録した。

ドラフト会議前には5球団から調査書が届き、指名を待った。しかし、育成指名の場合には大学に進学することを伝えており、ドラフト会議では名前が呼ばれなかった。

今年は沖縄尚学の東恩納蒼投手も、甲子園後も大学進学を表明していたが、その後、プロ志望届を提出し驚かせた。しかし、ドラフト会議では指名されなかった。プロ側も、高校生の評価付けは遅くとも夏の甲子園前後までに終えていることが多く、その時点で大学進学の意思を確認した選手はリストからすでに外している。

プロ志望届は、提出した選手は一応全員チェックをする形になり、もちろん大学進学からプロ志望に切り替えた選手も確認はするが、元々プロ志望の意思を示し、スカウトが足を運んでいた選手とは評価に差が出てしまう。

神村学園の小田監督は、「この悔しさを糧に、4年後に指名されるような選手に成長してほしい」と話す。黒木投手、東恩納投手とも、大学で注目される選手になるのは間違いないと思う。4年後に指名漏れの悔しさを晴らしてほしい。

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