和歌山東が準決勝で散る、高校通算２４本塁打の谷村剛選手はプロ志望表明

近大新宮と対戦した和歌山大会準決勝で、和歌山東は0-3で完封負けした。プロ注目のスラッガー・谷村剛選手は得点を上げることができず、「チャンスに強いバッターになりたい」とプロ志望を表明した。

「まだまだ伸びしろのある選手」

この夏に複数のプロ球団が注目した和歌山東の谷村剛選手だが、この日は3打数ノーヒット1四球と結果を出せず、完封負けで高校野球が終わった。「甲子園ベスト8という目標でみんな頑張ってきた。達成できないことも、自分がチームに貢献できなかったことも悔しい」と話した。

それでも、プロ志望届について「出します」と話し、「チャンスに強いバッターになりたい」と将来について目を上げた。米原監督も「まだまだ伸びしろのある選手。プロの世界にもし行けたら、活躍できる大きな選手になってほしい。良い性格をしているので、ファンに愛される選手になってもらいたい」とその背中を押す。

この夏は結果を出せなかった。しかしプロ側の評価は高い選手で、個人的には下位か育成ドラフトと予想するも、4位くらいで評価をしている球団もありそうな雰囲気がある。