沖縄尚学は神里廣之介投手が好投し、初戦を勝ち上がった。
エース
神里廣之介投手はこの日は最速141km/hの速球とスライダー、スプリットで12個の三振を奪い、無四球、1失点に抑えて完投勝利を上げた。6-1で勝利した比嘉監督も「今日は100点」とピッチングを褒めた。
神里廣之介投手は170cmと小柄だが、1年生の時から球威のある球を投げてエース候補として期待されてきた。そして昨年秋に、春夏連続でベスト8まで勝ちあがった山城大智投手から背番号1を譲り受けた。しかし秋は初戦で敗退してしまうと、今春も結果を残せずに背番号10に降格となっていた。
神里投手は2008年のセンバツで優勝した東浜巨投手に憧れ、背番号1で甲子園で投げることを目標に沖縄尚学に入学したのだが、「悔しかった。1番を取り返すために意識を変えた」と話して意識を入れ替え、この夏に再び背番号1を奪い返した。
甲子園で沖縄尚学の1を背負って投げる事ができるか、神里投手のピッチング二注目だ。
神里、100点投球 西日本スポーツ紙面 2015/6/22
コメント