履正社ベスト4、エース・竹田拓投手が6回までパーフェクト、安田選手3安打

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昨秋の明治神宮大会チャンピオン・履正社が順調にベスト4に進出した。エースの竹田祐投手は6回までパーフェクト、9回2安打1失点で完投し、安田尚憲選手は3安打を放った。

投打の軸

竹田祐投手はこの日、制球を重視した投球と抜群のキレを見せたスライダーを見せ、6回まで一人のランナーも出さないパーフェクトピッチングを見せた。7回にホームランを浴びたものの、9回を投げ切り打たれたヒットはわずか2安打、5奪三振1四死球で1失点という内容だった。

竹田投手はパーフェクトについては「意識はなかった。一人一人大事にと思った」と話した。182cm83kgから145キロの速球を投げる竹田投手、思い切り投げれば自己最速も更新できると思うが、制球重視のフォームで打者を次々を打ち取っていく。連投して優勝を見据えた形となっている。ドラフト的には高い評価はできないが、潜在能力を秘めながら、今は勝てる投球をしている感じがする。

また今大会、清宮選手と並んで注目された安田尚憲選手は、この日は痛烈なヒットを3度見せた。第1打席はセンターの頭を鋭く抜けるあたりで抜ける2ベースヒット、第4打席はセカンド上のライナーで、セカンドがグラブを出した時には既にライト横に到達している右中間への2ベースヒット、そして第5打席もピッチャー返しの当たりが一瞬でセンター前に到達していた。

盛岡大付のセカンド・小林選手は「いつの間にか頭を越えていた。ライナーかなと思い手を出したけど、速すぎて追いつかなかった」と話す。履正社の岡田監督も「高校生の打球ではなかった」と驚きを隠さなかった。「今日はいいスイングができた。真っすぐを狙ってて変化球も捉えられた」と安田選手も満足する内容で、5打数3安打1打点の見事な活躍だった。

完全阻止

盛岡大付は2安打に抑えらえたが、7回、それまでパーフェクトに抑えられていた竹田投手から、1番・植田拓選手がレフトスタンドにホームランを放った。

植田選手は昨年夏の甲子園でも一発を放っており、これで2大会連続のホームランとなった。これで甲子園を去るが、夏にまた来て3大会連続ホームランを狙える。

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センバツ準々決勝の対戦カードと注目選手

2試合で計15得点の盛岡大付を相手に、低めと内角を突く投球を心がけた。最速は138キロながら2安打1失点で完投。わずか92球で、連投となる準決勝以降を見据えた“省エネ”に成功した。

初回に中越え二塁打を放つと、6回2死二塁では右中間へ適時二塁打。8回の中前打も含めて全て一振り目で仕留めた。2試合終了時点で7打数1安打、打率・143。「甲子園で小さくなるな」。岡田龍生監督から助言を受け「今日は大きく構えて大胆にいった」と自慢の打棒が目覚めた。


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