東洋大、上茶谷投手・甲斐野投手で敗戦、「考えられない事」

大学野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

東洋大はこの日、上茶谷大河投手が先発したものの2失点し、甲斐野央投手がリリーフ登板をしたものの2者連続押し出しで失点を重ね、勝ち点を落とした。

甲斐野投手乱調

前日の試合でも9回にピンチで登板したが1失点した甲斐野央投手、切り替えると臨んだこの日も乱調だった。

この日は上茶谷大河投手が先発し、最速147キロの速球を投げた。しかし初回に1失点すると、2-1で迎えた6回にはピンチを招き1点を与える。なおも2アウト2,3塁という場面で、甲斐野投手が登板した。

しかし甲斐野投手は先頭打者に四球を与えると、その後も制球が定まらずに2者連続で押し出しの四球を与えた。7回にも2アウト3塁の場面からセンター前ヒットを許し1失点、2-5と突き放された。試合後は無言でバスへ乗り込んだ。

杉本監督も「考えられないことが起こってしまった」と話し、甲斐野投手の連日の救援失敗に、信じられないという表情を見せた。

甲斐野投手も3年秋に5勝をしたものの、それまでリーグ戦の勝ち星はなく、また今年春もリリーフだったとはいえ1勝どまり、159キロの速球に140キロ台のフォークを投げながら、大学でエースとして投げられていないなど、スカウトにしてみれば引っかかる点もなくはない。リリーフ投手として、打たれて敗れる試合もあるだろうが、翌日には切り替えて投げる事も大事で、この日の投球は結果を見せたかった。

直ちにドラフト会議の指名に大きな影響があることはないが、ドラフト会議まで1カ月を切った時期という事もあり、最後の最後に指名選手を決めるときには、プロのスカウト達も人間なので、少しの不安材料として影響をしてくるかもしれない。

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思いもよらぬ乱調だった。六回に同点とされ、なおも2死二、三塁で甲斐野が登板。しかし、ストライクが入らない。
対した先頭打者を歩かせると、その後も制球に苦しんだ。2者連続四球で痛恨の押し出し。勝ち越しを許して汗をぬぐう姿に杉本泰彦監督(59)は「考えられないことが起こってしまった」とうなだれた。
甲斐野は七回にも2死三塁のピンチを招いた。中大・田畑の打球に必死で飛びついたが届かず、ダメ押し点を献上。肩を落とした後、中堅へ抜けた打球を見つめた。
試合後は無言でバスへ乗り込んだ。19日にプロ志望届を提出して以降、2試合続けてチームを救えず。ドラフトを直前に控え、守護神が苦しんでいる。

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