東日本国際大・片岡奨人選手、名古屋大・松田亘哲投手などがプロ志望

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

東日本国際大・片岡奨人選手、名古屋大・松田亘哲投手、宮崎産業経営大・杉尾剛史投手、東海大九州キャンパスの小川一平投手などがプロ志望届を提出した。

MVP外野手

東日本国際大の片岡奨人選手は、春のリーグ戦では主に3番センターで出場し、打率.424に12打点、そして14得点を挙げる活躍で、リーグのMVPを獲得している。大学野球選手権では初戦の愛工大戦で3打数1安打1打点も、チームは初戦で敗れた。

184cmの体があるものの足があり、打撃もアベレージを残せるタイプの選手。チームからは昨年、粟津凱士投手が埼玉西武のドラフト4位で指名されているが、2年連続の指名となるが注目される。

特徴ある投手たち

またこの日は、それぞれ特徴やストーリーのある投手3人がプロ志望届を提出した。名古屋大の松田亘哲投手は146キロの速球を投げる右腕で、秋もスカウトが連日足を運ぶ。キレのある変化球も魅力だが、高校まではバスケットボールをしており、硬式野球を始めたのは大学から、しかしその野球の魅力にハマり、4年間で146キロ左腕に急成長した。

宮崎産業経営大の杉尾剛史投手は、昨年の大学野球選手権の創価大戦で8回4安打10奪三振2失点の好投を見せて注目されると、今年も環太平洋大戦で完投し、続く東海大戦でもタイブレークまでの10回1/3を投げて5安打8奪三振、自責点1の好投を見せた。球速は最速147キロだが、制球が素晴らしく、多彩な変化球をコーナーに決めていく。最近では珍しいが、投球術を評価されるタイプとして東京ヤクルトなどが注目しており、ドラフト会議での指名がありそうだ。

また東海大九州キャンパスの小川一平投手は、2年時に大学野球選手権で登板し、2回1/3を4安打3奪三振2失点も力のある球が評価されると、その冬の大学代表合宿に召集されている。横須賀工業時代に141キロを投げる投手だったが就職を考えていたところ、監督が縁のある東海大九州キャンパスの関係者に紹介し、大学でも野球を続ける事になった。

リーグ戦では1年生の春は熊本地震の影響でリーグ戦に出場できなかったが、トレーニングに励むと149キロを記録する投手となった。今年はドラフト候補として注目をされたものの、部内での暴力により、チームはリーグ戦出場を辞退していた。この秋は熊本リーグを勝ち抜いて南ブロックトーナメントでその姿を見せたい。プロのスカウトも、なかなか見られなかったその投げる姿を見ようと、足を運ぶ事になるだろう。

2019年大学生プロ志望届提出選手一覧

片岡は今春まで主将を務め、リーグV4をけん引。今春は打率4割2分4厘、12打点、リーグ1位の14得点で初のMVPにも輝いた。外野手としても2度目のベストナインを獲得するなど、中軸として活躍。身長184センチの左打ちで、昨年は全日本大学野球選手権8強入りの原動力になった。今秋も主力として、ここまで6戦全勝のチームに欠かせない存在になっている。

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