プロ注目の近大・谷川刀麻選手が4安打2打点、複数球団から調査書

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

近畿大の谷川刀麻選手が4安打2打点の活躍を見せ、チームに5連勝をもたらした。プロ注目内野手には既に複数球団から調査書が届ている。150キロ右腕・村西良太投手も6回無失点の好投を見せた。

決勝点

京大と対戦した近畿大は、先発したプロ注目の150キロ右腕・村西良太投手が、6回まで4四死球と少し制球に苦しんだものの、3安打5奪三振で無失点に抑えるさすがのピッチングを見せた。攻撃でも3回に4番サードで出場をしている谷川刀麻選手のタイムリーや来年のドラフト候補・佐藤輝明選手のタイムリーなどで4点を奪い、4-0で試合を優位に進めた。

しかし、7回、継投した投手がつかまり4点を失って同点に追いつかれた。8回に1点を勝ち越すもその裏に再び同点に追いつかれる苦しい試合となっていった。しかし9回、2アウト2塁で谷川選手が打席に入ると、センターオーバーのタイムリー2ベースヒットを放ち6-5で勝利した。谷川選手は5打数4安打2打点の大活躍だった。

谷川選手は、「こういうところで負けてしまうとチームの士気も下がる。主将として自分が示しをつけられたのでよかった」と話し、胸をなでおろした。この日はサードを守っているが、外野手、投手もできる谷川選手にはプロも注目をしており、この日までに複数球団から調査書が届いているという。それでも、「深く考えず、チームが勝てばいい」と話し、主将として最後のリーグ戦に勝つ事を考えている。

打撃技術の懐が深く、コンタクトの力もあるし、当たった後にしっかりと打球が外野の頭を越えていく強さもある。代表などに選ばれていないものの、大学野球でも屈指の打者だと思う。

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今節は打撃フォームを変え、試合に臨んだ。前節の同大戦終了後に「調子がよくなかったので、動画を見ていたらたまたま見つけた」という巨人・丸のツイスト打法を参考に打撃練習に取り組むと、「自分のポイントが分かった」と復調。この日は3回にも適時右前打を放つなど4安打2打点の活躍で勝利に貢献した。

「こういうところで負けてしまうとチームの士気も下がる。主将として自分が示しをつけられたのでよかった」。ドラフト会議に向けて複数球団から調査書が届いており、アピールのシーズンだが「深く考えず、チームが勝てばいい」と先を見すえた。

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