日体大練習試合に6球団11人スカウト、森博人投手に楽天「見ていきたい」

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日本大vs日本体育大のオープン戦が行われ、プロ注目の155キロ右腕、日体大の森博人投手がオープン戦初登板をした。この試合には東北楽天、横浜DeNAなど6球団11人のスカウトが視察に訪れた。

2回ノーヒット

注目の森博人投手は6回に3番手でマウンドに上がると、球速は最速で149キロ、常時140キロ後半を記録した。7回にはランナーを背負ったものの、4番バッターに対しフルカウントからインコースへのストレートで空振り三振を奪った。2回を投げてノーヒット無失点に抑えた。

昨年までは吉田大喜投手などが先発をしており、リリーフで投げていた。しかし今年は先発を目指す。紅白戦で2試合を投げているが「ここまで紅白戦や対外試合で2回投げたけどあまり感じが良くなかった。きょうは強いボールを高めに投げることを意識した。上体と下半身のバランスを考えながら力強い球が投げられた。」と話し、「良いボールが増えてきた」と手応えを掴んだ。

森投手は最速155キロを記録しており、大学生の速球派右腕としてプロから注目される。この日は6球団11人のスカウトが視察に訪れた。視察した東北楽天の後関スカウト部長は「球が強い。この時期としては良かったと思う。昨年は抑えで、今年は先発として長い回を投げてくれそう。1年間しっかり見ていきたい」と評価した。

「プロに行くためにここに来ました。先輩たちに続きたいし、続かないと」と話す森投手、「まだ時間はある。リーグ戦でしっかり結果を残すためにいろいろ試したい」とまずは春のリーグ戦でエースとしてのピッチングを目指す。

矢澤投手が圧巻投球

またこの日は、8回から4番手で侍ジャパン大学代表候補となっている新2年生の矢澤宏太投手が登板した。最速は149キロを記録し、バットにほとんど当てられる事なく三者連続空振り三振を奪う圧巻の投球を見せた。

矢澤選手は藤嶺藤沢時代に投打に注目をされ、日体大でも打撃でも素晴らしいパンチ力を見せる。投手としても2022年のドラフト1位に入ってきそうなピッチングをしており、2018年で指名しなかった事を反省するスカウトもいそうだ。

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この日は6球団のスカウトの視線を集めた。「プロに行くためにここに来ました。先輩たちに続きたいし、続かないと」と自覚する。好循環がある。「身近にプロに行く人がいる。これぐらいやったら行けると、自分と比較しやすい」と背中を見ながら、入学時の体重64キロから大きくなった。

楽天の後関昌彦スカウト部長は「この時期としては良かったと思う。1年間しっかり見ていきたい」と話した。

プロ6球団が視察し、楽天・後関スカウト部長は「球が強い。昨年は抑えで、今年は先発として長い回を投げてくれそう」と成長を期待した。

森だけでなく、4番手で登板した大学日本代表候補の二刀流、矢沢宏太投手(1年、藤嶺藤沢)も149キロをマーク。ほとんどバットに当てさせないキレのある直球を軸に、3者連続空振り三振と圧巻の投球を見せた。

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