１８７ｃｍの大型右腕で最速１４７キロの速球を投げる汎愛高校の羽田野温生投手に、巨人、広島、阪神、日本ハムなど７球団のスカウトが視察をした。
６回６安打無失点
大阪の公立高校、汎愛高校の１８７ｃｍ右腕・羽田野温生投手がこの日、春季大阪大会予選１回戦の常翔学園戦に先発し、６回６安打６奪三振で無失点に抑え、１０－０で６回コールド勝利を収めた。
羽田野投手は先日行われた広島新庄との練習試合で、最速１４７キロを記録していた。この日は気温が低く、最速は１４２キロ止まりだったが、要所で三振を奪った。６安打を許したことについて、「今日はストレートのコントロールとスライダーが決まらなかった」と反省をしたものの、昨年秋に大阪桐蔭と対戦し、根尾昂投手から三振を奪った力をまずは見せた。
７球団スカウト注目
この日は阪神、巨人、広島、東北楽天、北海道日本ハムなど７球団のスカウトが視察し、東北楽天の愛敬スカウトは「背丈もあって、腕の振りも良く将来性があるピッチャー。今後も楽しみに見ていきたい」と話した。
また阪神の畑山チーフスカウトも「体があるし、機会があれば見ていきたい」と好印象を伝えた。
公立の星としても注目されるが、今年はやや候補が少ない高校生投手の中で、１８７ｃｍの上背と１４７キロの速球は、かなり高い評価になってくる可能性がある。ドラフト３位から４位で指名されるかもしれない。今後のピッチングに注目したい。
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この日は気温が低く、ＭＡＸは１４２キロ止まりだったが、５日の広島新庄との練習試合で自己最速の１４７キロをマークした。全国的には無名の身長１８７センチ右腕を見ようと、巨人、広島、日本ハムなど７球団のスカウトが視察した。阪神の畑山チーフスカウトは「体があるし、機会があれば見ていきたい」と、今後も注目していくことを明かした。
６日の広島新庄との練習試合で最速の１４７キロをマークしたばかり。この冬には新たにカットボールも習得し「夏は最後なので、任された試合は完封したいです」と気合いを入れて夏の甲子園１００回大会を目指す。
この日は阪神、巨人、広島ら７球団のスカウトが視察。楽天愛敬スカウトは「背丈もあって、腕の振りも良く将来性があるピッチャー。今後も楽しみに見ていきたい」と話した。
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