山形中央で179cmから最速139キロの速球を投げる太田大和投手が、BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団することがわかった。来年のドラフト会議での指名を目指す。
合同練習会に参加
太田大和投手は179cm77kgの左腕投手で、今夏の山形独自大会ではベスト4進出に貢献した。プロ志望届を提出し、9月に行われたプロ志望高校生合同練習会に参加、シート打撃では打者6人をノーヒット2奪三振に抑える好投を見せている。
ドラフト会議では指名漏れとなった。しかし、太田投手は「1年でも早くこの悔しさを晴らしたい」と、大学でも社会人でもなく、1年目からドラフト指名が解禁となる独立リーグ入りを選択、BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団することが内定した。
太田投手はまだ成長途中で、体ができてくればさらに勢いの良い球を投げるようになりそう。佐藤智輝投手(2018年東北楽天ドラフト5位)、村上舜投手(2019年福岡ソフトバンク育成7位)と2年連続でプロ野球投手を育てている山形中央の庄司監督は、「来年19歳の年で、体もできてくる。自分の投球を見失わずに、球速を含めた球の質を上げてほしい」と期待する。
来年、球速は145キロくらいを出してくれば、若さもありドラフト候補として注目されそうだ。
ドラフト会議では18年楽天5位佐藤智輝投手(20)、19年ソフトバンク育成7位村上舜投手(19)に続く同校から3年連続のプロ誕生を期待されたが指名漏れとなる。太田は「1年でも早くこの悔しさを晴らしたい」と大学進学ではなく、入団1年目からプロ入りが可能な独立リーグを志望した。現在は、チーム合流直後から存在感を出せるよう、後輩の練習に参加し、実戦を積んでいる。
コメント