オリックスがスカウト増員、7人体制から9人体制に

オリックスドラフトニュース

 元西武の中嶋裕之選手の獲得が決まり、ブランコ選手、バリントン選手の獲得も決定的となるなど、今年のオフシーズンの話題の中心になっているオリックスだが、ドラフトに向けての体制も整えている。

スカウトを増員

 オリックスはチームOBの谷口悦司氏と上村和裕氏とスカウト契約を結んだことが分かった。谷口悦司氏は大阪桐蔭高校出身で、その後日本生命に進み2001年に近鉄バファローズにドラフト4位で指名された。2005年までの4年間で1軍の登板は無く終わっている。

 また上村和裕氏は北照高校から2000年のドラフト3位でオリックスに指名され、2005年に広島にトレードで移籍し2014年までプレーした。

 

ポジションや出身を意識

 オリックスは現在の7人体制から9人体制へとスカウトを増強する形となった。加藤康幸副本部長兼編成部長は、「捕手出身、左投手の人を東西1人ずつ取った」と話し、谷口スカウトには大阪桐蔭や日本生命など地元関西の選手を、上村スカウトには北海道など東日本を担当してもらうようだ。

 またチームに左腕投手が少なかった事からも元々左腕投手としてプレーしていた谷口スカウトを、また捕手出身のスカウトがいなかった事から上村スカウトを起用し、クロスチェックの時にそのポジションの専門家としての評価をすることとなる。

 2013年の大成功ドラフト、2014年も成功と言えるドラフトをしているオリックス、今シーズンは優勝まであと1歩だったが、強力な補強とともに常勝チームを目指してスカウト体制を強化し、さらにドラフト会議での成功を続けていく構えだ。

 加藤康幸副本部長兼編成部長は「捕手出身や、左投手の人を東西1人ずつ取った」と特定の守備位置の専門家を配置する意図を説明。また、谷口氏は大阪桐蔭出身。今秋ドラフト会議での獲得選手に関西の高校、大学出身者はおらず、今後は地元選手の発掘を目指す。

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