阪神、来年のドラフト候補に大阪桐蔭・森友哉捕手と桐光学園・松井裕樹投手をリストアップ!

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 阪神は昨日のスカウト会議で今年の候補のほか、甲子園で活躍を見せた来年のドラフト候補についても徹底してマークしていく事を確認した。

 2年生の中で特に大阪桐蔭・森友哉捕手について阪神・佐野統括スカウトは「もちろん、いい選手です。ちゃんとチェックしていますよ」と話した。森捕手は強肩に加え藤浪晋太郎投手をリードして14三振を奪う配球術にも高い評価をされている。また打撃では捕手ながら1番を打ち、左右に打ち分けるバッティングで5割を越す打率を残すほか、センバツや大阪大会でもホームランを放ち長打力も光る。

 打てて守れて走れる捕手として多くの球団が注目しており、来年の目玉候補として注目されている。阪神は特に捕手の層が薄く、また昨年のドラフトで指名された、横浜DeNAの高城俊人捕手や北海道日本ハムの近藤健介捕手が高校卒ながら1年目で1軍で活躍し将来の正捕手候補となっていることからも、森捕手を即戦力として使いたいという思いもある。

 また、桐光学園・松井裕樹投手にも注目をしている。松井投手は甲子園記録となる22奪三振を記録、147kmのストレートに高校生では打てないといわれるスライダーを持ち、この夏は3年生も含めてもドラフト1位候補と評価されている。もちろんこれだけの左腕投手はなかなか出てこないので、こちらもマークを続けていく。

虎早くも動く!桐光学園・松井らマーク - デイリースポーツ:2012/08/15

 阪神は14日、兵庫県西宮市内の球団事務所でスカウト会議を行い、1位指名の最有力となっている藤浪晋太郎投手(3年)ら30人をリストアップした。一方、開催中の夏の甲子園では大阪桐蔭・森友哉捕手や、桐光学園・松井裕樹投手ら2年生に好素材が多く、来年のドラフトへ向けて密着マークしていくことも明らかになった。

 今秋のドラフトへ向け、高校生のリストを30人まで絞り込んだ阪神。1位の最有力には藤浪が挙がっているが、2013年のドラフトへ向けてもスカウト陣は目を光らせていた。「2年生に関しては目立つ選手がたくさんいましたし、これから話をしていきたいと思います」と佐野アマ統括スカウト。その筆頭候補としてリストアップしているのが森と松井だ。

 藤浪の女房役として春夏連覇を目指す森は、小柄ながら高校生トップクラスのスイングスピードを持っている。守りでも2回戦の木更津総合戦では、超高校級エースを我慢強くリードして14奪三振の快投へ導いた。配球術は高く評価されており、性格もプロ向きだ。

松井は今治西戦で22奪三振と大会記録を更新した左腕。投球フォームは粗削りながら、最速146キロの直球とキレ味抜群のスライダーは大きな魅力だ。阪神は藤浪や大谷が1年生のころから、数年後を見据えてマークを続けており、今秋のドラフト候補と同時進行で調査を進めていく。

阪神 大阪桐蔭・藤浪“女房役”も熱視線 - ニッカンスポーツ・コム:2012/08/15

 「もちろん、いい選手です。ちゃんとチェックしていますよ」。前日、大阪桐蔭の初戦を視察した佐野統括スカウトは森について、こう話した。強豪・大阪桐蔭の1番打者として大阪大会では打率5割5分6厘。初戦でも初回に右前に落ちる打球を放つと、快足を飛ばして二塁打とした。さらに、藤浪を2失点完投に導くリード、抜群の強肩など走攻守で早くも超高校級だ。

 佐野統括スカウトは「来年のことだから早いですけど、いい選手がいますね」と、あらためて来年ドラフトへ向けて逸材がいることに触れた。捕手と言えば、阪神の重要な補強ポイント。左打ちで強肩強打、大舞台の経験も豊富となれば、上位候補に挙がる可能性は高い。藤浪とのダブル獲りとなれば、甲子園優勝バッテリーがプロで再現されることになるだけに、今から楽しみな逸材だ。

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