大阪桐蔭で100m11秒06の足と、投手としても146キロを記録する強肩の境亮陽選手が、そのアスリートの力を見せた。
低反発バットでも足は変わらない
境亮陽選手は高校屈指の俊足・強肩の外野手としてプロも注目をしている。この日の神村学園戦でも1番ライトで出場すると、初回に三塁内野安打、3回にはレフト前ヒットを記録した。
そして5回、2−1とわずかにリードした場面で打席に立つと、バットの芯で捉えた打球が角度よくあがり、ライトフェンスを直撃した。打球が跳ね返る間に抜群の俊足を飛ばし、三塁も回って一気にホームインした。今大会第3号ホームランはランニングホームランとなった。「低反発になっても、自分の足は変わらない。甲子園を思い切り走れて良かった」と話し、低反発バットで柵越ホームランは出なくても、足でホームランを放った。
中学時に100m11秒06を記録し、ジュニアオリンピックにも出場するなど、陸上界でもその足で輝いていた。また投手としても力のある球を投げており、最速は140キロ中盤を投げていた。この冬からは外野手に専念している。そして学力も部内で1位で、岐阜出身ということもあり、根尾2世と呼ばれる。
三拍子が非常に高いレベルにある境選手、ベンチマークはドラフト1位でプロ入りした藤原恭大選手になると思うが、打撃や長打の面であと少しみたい所だが、プロ志望をすれば十分高い評価をされてドラフト会議で指名される可能性があると思う。
２０２４年センバツ大会ドラフト候補番付
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2024年03月25日
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