日本ハム、中日に人的補償求めず

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北海道日本ハムは、FAで大野捕手が移籍した中日に対し、人的補償を求めないことを伝えた。「詳しい経緯などはお答えできない」とした。

裏にトレードなど関係か

昨年末に中日から提出されたプロテクト選手リストを確認し、検討すべき選手がいるとしていた北海道日本ハム、先週前半も「金銭ならばここまで時間はかからない」( 北海道日本ハム、中日への人的補償は「今週末までに」)と話し、人的補償を求める可能性が高いとみられていたが、この日、人的補償を求めずに3300万円の金銭的補償を受ける事となった。

北海道日本ハムの吉村GMは「詳しい経緯などについてはお答えできません」と話し、経緯などは話さなかった。しかし先週前半には「いたずらに結論を引き延ばしているわけではない。事情があって時間がかかっている」と何かしらの動きをしていたのは間違いないとみられ、既に必要な外国人選手の獲得は済んでいるとみられることから、球団の保有選手人数も考慮しての、他球団とのトレードなどの動きをしていたのではないかとも考えられる。

中日の西山和夫球団代表は「人的補償ではなく、ありがたい選択をしていただいたと思っている」と話した。現在いる選手は今シーズンを戦う構想に入っている選手という事になり、そこから選手が抜ける事は影響が大きかった。誰がプロテクトから漏れており、日本ハムが誰について獲得を検討していたのかなど興味は尽きないが、この情報が漏れることはないだろう。

千葉・鎌ケ谷の2軍施設で報道陣に対応した吉村GMは「本日中日ドラゴンズに対してFA移籍に伴う人的補償を求めないと回答しました。理由はお答えできない」と説明した。

ナゴヤ球場で取材に応じた西山和夫球団代表は「こちらは定めにのっとって対応した。人的補償ではなく、ありがたい選択をしていただいたと思っている」と話した。

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