横浜高1年・度会隆輝選手が甲子園でも代打でヒット、6打数6安打

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まさに天才といえる。横浜高の1年生・度会隆輝選手が、9回に代打で登場すると、初球を一二塁間に運んだ。「楽しい思いだけで打席に立った」と話した。

代打で6打数6安打

1年生の度会隆輝選手は、中学時代から巧みなバッティングに注目されていたが、この夏は南神奈川大会で、初戦の逗子戦はスタメンで出場し4打数2安打だったが、その後、2回戦から決勝までの5試合はすべて代打で1打席を打ちヒットを放った。9打数7安打、代打では5打数5安打という内容で甲子園出場に貢献した。

そしてこの日、初の甲子園での試合となった度会選手だが、9回に打席に入ったが、「甲子園初打席だったので、楽しい思いだけで打席に立ちました。緊張とかはなく、楽しむ気持ちが結果につながったんだと思います」と話すように、甘めの変化球だったものの初球からしっかり振りぬき、一二塁間を割るライト前ヒットを放った。

これで代打では6打数6安打、この夏は10打数8安打で打率8割となった。「出させてもらった打席は絶対全部ヒットを打ってやる、という思い。この安打記録を続けて貢献したい」と話す。

1年生で思い切りプレーできていることもあるが、環境の変化や体調の変化も普通はあるで、毎試合、これだけヒットを続けていくことはすごいことだと思う。スイングがしっかりと身についており、目や脳と体が一体化している。

これから上級生になるにつれ、初球から思い切りスイングするのが難しくなってくるかもしれないが、それを越えて、初球からヒットを量産する選手になってほしい。

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スーパー1年生が、代打で鮮やかな聖地デビューを飾った。横浜・度会隆輝は9回2死から打席に立ち、初球を右前に運んだ。「甲子園初打席だったので、楽しい思いだけで打席に立ちました。緊張とかはなく、楽しむ気持ちが結果につながったんだと思います」と強心臓ぶりをのぞかせた。

「出させてもらった打席は絶対全部ヒットを打ってやる、という思い。この安打記録を続けて貢献したい」。父は元ヤクルトの博文氏(現球団職員)。勝負強い打撃で主に代打で活躍し、ガッツあふれるプレーでファンに愛された。前夜は激励の電話を受け、「顔を残せ」「元気を出せ」など記されたLINEの文章を頭で再確認した。スタンドで観戦した父の前で好発進。「父も元気を出してやっていた。打撃もそうだし、見習っています」。

横浜のスーパールーキー、度会(わたらい)隆輝外野手(1年)が聖地でも見せた。7点リードの九回二死走者なしから代打で登場。甲子園初打席で初球を右前に弾き返し、代打では南神奈川大会から6打席連続安打で、この夏通算9打数7安打とした。

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