履正社・森田大翔選手が甲子園2試合連続弾、巨人スカウト「成長している」

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履正社の森田大翔選手が、この日の高知中央戦でホームランを放ち、2試合連続ホームランを記録した。

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2試合連続ホームラン

この日は2点リードの3回、1アウトの場面で打席に入ると、「打った瞬間。最高の結果になりました」と話すように、確信して人差し指を突き上げながら一塁に走り出すホームランを放った。高校通算34本目は左中間スタンドに飛び込んだ。

この日は第1打席で1アウト1,2塁から先制のライトオーバーのタイムリー2ベースヒット、ホームランの後の4回には故意四球で歩き、7回にはライト前にヒットを記録、4打数3安打2打点の大活躍だった。

1年の秋からベンチ入りをしていた森田選手だが、佐々木麟太郎選手などBIG3に比べると名前が挙がっていなかった。大阪桐蔭という強力なチームがいた事もあるが、森田選手自信も2年春に新型コロナウイルスに感染し、2週間の療養後に球に体を動かしたことで右肘を故障した。昨年夏もBチームでプレーをしており、練習試合はBチームでも下位打線だった。

「一番苦しかった。このままじゃいけない。何か変えたい」を決意をすると、体の柔軟性を高め、体幹のトレーニングに取り組む。「朝起きてからブリッジや開脚、股関節の周りを中心に。毎日同じ状態をつくるために、ここ硬いなと思ったら時間をかけていつもの状態にします」と自分の体を理解し始めると打撃の対応力も上がり、昨秋の新チームになってから28本塁打を放っている。

視察した巨人の渡辺スカウトも「春と比べて打ち損じが減っている。曲がり球に弱かったが修正し成長している」と、センバツからの成長も評価していた。

BIG3と自らの比較について聞かれると、「ものすごく力がある。僕はそこまで飛ばせないが、ランナーがいるときにどれだけかえせるかで勝負していきたい」と話すが、次戦の仙台育英戦では150キロ投手陣を相手に、BIG3以上のアピールをするつもりだ。「相手の好投手もすごいので、そこから打ってなんぼだと思う。次も変わらずに準備して、自分のベストを尽くしたい」と話した。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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