【侍ジャパンＵ１８代表】今朝丸裕喜投手が１４７キロで２回２奪三振、７球団視察し中日スカウトが評価

侍ジャパンU18代表の合宿は2日目、この日は近畿大との練習試合が行われ、今朝丸裕喜投手が先発し2回を投げた。

147キロ

夏の甲子園では初戦の大社戦で先発し、立ち上がりに2失点をするなど7回途中3失点で降板していた今朝丸裕喜投手、この日は近畿大との練習試合でその立ち上がりが注目された。

初回、味方の2つのエラーで2失点をしてしまう。それでも147キロのストレートとスライダー、フォークを織り交ぜ、2回を投げて自責点は0点だった。　「ボール自体は結構指に掛かっていたので、良かったと思います。たまにストレートが浮く時があったんですが、しっかり修正して投げることができました」と話した。

バッテリーを組んだ箱山遥人捕手とはまだ合流して2日だが、「あまり気にならなかった。配球は任せていたので。ストレートの持ち味を生かす配球をしてくれました」と話した。

この日は7球団のスカウトが視察し阪神は畑山統括スカウトなど4人態勢で視察した。中日の山本スカウトは今朝丸投手について、「ストレートの回転が良くなっているし、変化球も決まっていた。甲子園から継続して、できていると思います」と評価した。

U18アジア選手権に向けて今朝丸投手は、　「自分は中心で投げる投手。先を見ず、１戦必勝で頑張りたい」と話し、覚悟を決めて大会に望む。大会はたとえ自責点が0でも失点が1点でもあれば負けてしまう場面がある。もちろんチーム全体で取り組むことだが、昨年の前田投手のように無失点で切り抜ける投球を見せたい。