清宮幸太郎選手が1軍キャンプスタート、2008年の中田選手以来

北海道日本ハムルーキーニュース

北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・清宮幸太郎選手が、1軍キャンプスタートとなることが内定した。ルーキーは基本的に2軍スタートの日本ハムで、高校卒ルーキー野手のキャンプ1軍スタートは2008年の中田選手以来となる。

体力的に問題なし

北海道日本ハムはルーキーは、プロで主力で活躍する選手とルーキーが一緒に練習をし、無理をしたり焦らせたりすることをさせないために、ルーキーは基本的に全員2軍キャンプからスタートする。またチームの方針で、1軍で活躍できる選手はファームで2,3年で結果を出している選手として、ファームでの成績を重視する。

しかし2015年にはドラフト1位の上原健太投手、2位の加藤貴之投手が、2017年は石井一成選手が1軍キャンプスタートとなるなど、アリゾナでキャンプをするようになり、栗山監督やチーム関係者がルーキーの力を見るために1軍に連れていく事もあった。

そして今年は清宮幸太郎選手の自主トレの様子を見て栗山監督が「迷うよ。慌てる必要は全然ない。どっちがいいか、というのを考える」と話していたが、居残りでロングティーを続けるなど体力的に問題はないと判断され、球団関係者が「熱さえ出てなければ」と急な病気やケガが無い限り1軍キャンプに参加させる方針を固めた。

日本ハムでは、ダルビッシュ有投手も大谷翔平選手もキャンプは2軍からスタート、有原航平投手も2軍スタートだった。高校生野手のルーキーでは2008年の中田翔選手以来の1軍キャンプスタートとなる。

サード挑戦

ただし清宮選手にはキャンプで大きな挑戦が待っている。これまでファーストを守ってきたが、チームの方針でサードに挑戦している。小学生から中学生にかけては投手としても剛速球を投げていたが、中学時代に肩を痛め、それが影響してファーストを守るようになった。自主トレでは80mを超す遠投を見せるなど、球団関係者も「かなり良くなっている。高校時代のように横からではなく、しっかり上から投げられているのはその証拠」と話した。

しかしサードでノックを受ける姿を見た山田スカウト顧問は、「まだ一塁手の動きだね。ボールを待って、ベースを踏みに行く感じで捕球している。一塁手としてはいい動きなんだけどね」と話し、正確な送球ができるかも含めてサードとしては課題がまだある。

ファームでサードとして育ててから1軍で起用するか、または1軍に帯同させて、DHでの起用や中田選手とファーストで併用して1年目から打者として起用するのか、チームとしての育成方針がどのようになるのかも注目される。

北海道日本ハムファイターズ、過去のドラフト指名

新人合同自主トレーニング初日を視察した栗山監督は「迷うよ。慌てる必要は全然ない。どっちがいいか、というのを考える」とコメント。オーバーワークによる故障を懸念していたが、関係者によると、ついにゴーサインが出されたもようだ。

 最高の船出だ。今季の1軍キャンプは米アリゾナ州スコッツデールにある大リーグ、ダイヤモンドバックスの施設で行われ、2月10日(日本時間11日)の韓国KTを皮切りに練習試合も設定されている。球団幹部は「1軍キャンプに選ばれているのであれば、初戦から出ることになる」と話しており、将来的なメジャー挑戦を夢見る清宮にとって、これ以上ない舞台となる。

この日のキャッチボールでは80メートル超の遠投をこなすなど、中学時代に負傷し心配されていた右肩の状態は「かなり良くなっている。高校時代のように横からではなく、しっかり上から投げられているのはその証拠」(球団関係者)。三塁挑戦への下地は出来つつある。

 だが、ノックを受ける清宮の姿をみた同球団の山田政雄スカウト顧問(73)は「まだ一塁手の動きだね。ボールを待って、ベースを踏みに行く感じで捕球している。一塁手としてはいい動きなんだけどね…」。

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