千葉ロッテ・佐々木朗希投手、1年目の投球を50イニングに設定

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千葉ロッテはドラフト1位の佐々木朗希投手について、1年目の投球を1軍、2軍合わせて50イニングに設定していることが分かった。

50イニングを目安

佐々木朗希投手は、まだ体の骨の成長が続いている状態で、今年は春以降は全力投球はあまり見せず、夏の岩手大会では160キロの本格的なピッチングを見せ、準決勝の一関工戦で129球を完投したが、翌日の決勝戦は登板を回避した。

この日は井口監督が取材で、佐々木投手について問われると、「骨は閉じてきている」と話した。成長が続いている時は骨端が開いた状態になるが、その骨端が閉じてきているといい、骨の成長が止まりかけているという。本格的に負荷をかけられるという報告も来ているという。

1月からの新人合同自主取れではブルペン入りはさせないが、キャンプでは「立ち投げはさせたい」と1軍でのブルペン投球はさせる予定だという。ただし、1年目の投球については「本人次第な部分はありますけど、50イニングくらいは考えています」と話し、1軍、2軍合わせても50イニング程度に抑えるとした。千葉ロッテでは高校卒ルーキーだった二木選手も1年目は2軍で2試合、種市投手も1試合のみの登板に抑えており、その後、1軍のローテーション格に成長した。

井口監督「ルーキーも含め、先発候補は数多くいる。しっかり競争し、頑張ってほしい」と話し、二木投手や種市投手など若手が台頭する投手陣に、FAで移籍する美馬選手も加わる中で、佐々木投手が競争の中で先発を掴むことを期待する。

ちなみに、日本ハムの大谷翔平投手は、1年目は1軍で61回2/3を投げ、5月23日の東京ヤクルト戦では1軍で157キロを記録している。2007年の広島・前田健太投手は1軍の登板は無かったが、2軍でチーム最多の103回2/3を投げて5勝8敗の成績を残している。

個人的には体に問題がなければ、今年7月くらいには1軍で登板し、先発を任せても良いくらいの投球を見せるのではないかと思う。それだけ球速も制球も変化球も、佐々木投手はずば抜けていると思っている。また、これまでも自分で考えて成長をすることができてきた選手。医学的など様々な情報を取り込む中で、自分で判断できる投手だと思う。

周囲はあれこれ言わず、また佐々木投手もそれを必要以上に聞く必要はない。自分の体、今のフォーム、投球に自信を持って投げてほしい。

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一方で指揮官は「骨は閉じてきている」と明かした。直近の検査で身長など成長が止まる骨端が閉じ、本格的に負荷をかけられるとの報告も来ている。1月の新人合同自主トレではブルペン投球はさせないが「キャンプは立ち投げはさせたい」と1軍スタートの石垣島キャンプではGOサインを出す考えだ。

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