驚異的な足の速さを持つ「宇宙人」、ヤクルトドラフト4位・塩見選手

東京ヤクルトルーキーニュース

今年のルーキーの中ではあまり目立つ存在ではない東京ヤクルトの塩見泰隆選手が、驚異的な足を見せて記事となっている。

宇宙人

JX-ENEOSからドラフト4位で指名された塩見泰隆選手、武相高校から帝京大に進み、JX-ENEOSで1番バッターを任させるなど、足が注目された。それでも、特に高校、大学時代で目立った成績を残した事もなく、JX-ENEOSでも1年目は手術をした事もあり、2年間で都市対抗や日本選手権で目立った活躍は見せられておらず、ルーキーの中では目立たない方だった。

しかし、プレーでは目立つことがある。突然の固め打ちを見せたり、ファインプレーを見せたりする。しかしトンネルをしたりとやらかすこともあり、ものすごい積極的なプレーと、思い切りの良いエラーで意外性のある選手である。担当した斉藤宜之スカウトも、「大ファインプレーをすれば、トンネルすることもある。でもそれを取り返す超人的なプレーもしてくるので、何か持っていると思う」と話し、新庄選手のような面があることを評価していた。

また帝京大時代はグラウンドの裏の森でイノシシを追いかけ、「一度も捕まえることができませんでしたが併走していた。猪突猛進と言うけど、クイクイ曲がるんです。なかなかやりますよね。」と悔しがるなど、周囲からは「宇宙人」と呼ばれている。斉藤スカウトは「天然なところがある。失敗しても落ち込まない。本能でプレーする。伸びしろがあるから、糸井のようになってほしい」と話し、橿渕スカウトデスクも「攻撃性、積極性のある走塁が魅力。緊張感のある時にスタートが切れる。いい空気の読めなさ。人とは違う思い切りの良さがある」と評価している。

足のスピードも宇宙級

その塩見選手はこの日、30m走のタイムを計測すると、3秒85を記録して周囲を驚かせた。ルーキーの中で2位だった宮本丈選手は4秒08で、0秒23の大差をつけた。歴代トップは山田哲人選手の3秒80でそれに次ぐ記録となり、2015年、2016年の盗塁王に並ぶ足のスピードだ。

しかし塩見選手は、「100メートルの方が速いんです。もうちょっと速くなると思いますよ」と話し、後半から加速する走りがあることをアピールした。

塩見選手が1軍でプレーする事になれば、凡打を打った後の走塁や、外野での守備も、そしてヒーローインタビューも非常に楽しになりそうだ。

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自慢の脚力はイノシシに鍛えられた。帝京大時代、神奈川県相模原市内にあるグラウンド裏の森にいたイノシシとスピードを競い合ったという。「猪突猛進と言うけど、けっこう曲がるので一度も捕まえることができませんでした」。今でも悔しがり、猿とも競い合ったことも明かした。

 その行動が示す通り、周囲から「宇宙人」と呼ばれている。憧れは同僚になった山田哲、そして「元祖宇宙人」の糸井(阪神)だ。担当の斉藤宜之スカウトも「天然なところがある。失敗しても落ち込まない。本能でプレーする。伸びしろがあるから、糸井のようになってほしい」と期待を寄せている。

驚異の快足の持ち主だ。帝京大時代、野球部の練習場は神奈川・相模原市内の山間部にあり、頻繁に野生のイノシシや猿が出没。「山奥なので、昼休みにイノシシを追いかけ回していた」という。

 イノシシは100メートルを8秒で走るといわれるスピード自慢。卒業まで捕まえることこそできなかったが「併走していた。(イノシシは)猪突(ちょとつ)猛進とかいいながら、クイクイ曲がるんです。なかなかやりますよね」と胸を張る。

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