日本生命の左腕・高橋拓已投手がJR九州を完封

日本生命, 高橋拓已

日本生命はJR九州に4-0で勝利、ドラフト候補左腕の高橋拓已投手が6安打9奪三振で完封した。

昨年、今年とドラフト指名漏れ

日本生命の高橋拓已投手はこの日、左バッターの多いJR九州との対戦という事で先発を任されると、最速は140キロだが「スピンを利かせることを意識した。」と話すように回転の良いストレートと落差の大きなカーブで9回で9つの三振を奪った。6安打を許し3回から6回までは先頭打者を許したものの崩れる事はなく、終盤は安心感の漂う投球となった。

高橋投手は前橋育英から桐蔭横浜大に進むと、大学では148キロの速球を投げ、プロとの交流戦でも好投を見せ、ドラフト会議では上位にも名前が挙がる投手となった。しかしプロ志望届を提出したものの、2位までの順位縛りがあって指名漏れとなり、内定を得ていた日本生命に進んだ。

日本生命ではドラフト解禁となった昨年、そして今年も社会人屈指の左腕として注目されたが、今年は春先に左肩の炎症を発症し、ドラフト会議での指名はなかった。しかしこれで「吹っ切れた。今は先のことを考えず、とにかくこの大会で優勝すること、自分の投球をすることだけを考えています」と話した。

日本生命には杉浦正則投手という、プロ入りを断り続けたレジェンドもいた。社会人の投手として投げ、将来は指導者にという道もあるかもしれない。それでも、まだ25歳の高橋投手は、来年もおそらくプロへの想いはあるだろう。チームの勝利のために投げ、この日のような投球を続けることができれば、それが良い道へとつながるのかもしれない。

2019年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

入社3年目。昨年からドラフト候補に挙がりながら、今春には左肩炎症を発症。今回のドラフトで指名されることはなかったが「吹っ切れた。今は先のことを考えず、とにかくこの大会で優勝すること、自分の投球をすることだけを考えています」と話した。

。左腕から繰り出す落差の大きいカーブや直球をうまく使い、三~六回は先頭打者を出しても崩れなかった。9三振を奪い「スピンを利かせることを意識した。チームの力になれた」と充実感を漂わせた。

2018年からドラフト候補に挙がっていたが、故障の影響で2年続けて指名漏れした左腕は「やっとチームの力になれた。真っすぐの調子が良かった。(指名がなく)逆に吹っ切れて投げられた」と、充実感を漂わせた。
JR九州に左打者が多いことから先発に指名した十河章浩監督(52)は「制球、直球のキレが良かった。ドラフトで漏れて吹っ切れた。見返す思いもあった」と、褒めたたえた。


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