青森大の147キロ右腕・遠藤暉世己投手は日本製鉄室蘭シャークスからプロに再挑戦

社会人野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

昨年のドラフト会議で、187cmの長身から147キロの速球を投げて注目された遠藤暉世己投手が、地元北海道に戻りプロ入りを目指す。

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指名されたライバルの姿を見て

遠藤暉世己投手は187cm87kgの大型右腕投手で、最速も147キロを記録し、昨年秋のリーグ戦では4勝0敗の成績を残して、ドラフト候補としてドラフト当日まで指名の可能性があると見られていた投手だった。

指名漏れとなり、何が足りなかったのかを分析した。リーグで投げあった八戸学院大の大道温貴投手が、広島のドラフト3位で指名されたが、「球速も球威もマウンドさばきも全部、彼に負けていた。すべてにおいてレベルアップが必要と知った」と話す。

稚内大谷時代は肩を痛め、思うような投球ができずに一度は投手を諦めた。しかし、青森大で再び投げ始めると、2年秋のリーグ戦でデビューし、3年秋にはリーグ制覇に貢献する投球を見せた。「自信を持って投げられるようになり、プロになりたいと思うようになった」と成長した4年間をベースに、今年からは地元北海道の日本製鉄室蘭シャークスでプレーする。

室蘭シャークスは2019年に都市対抗本戦、日本選手権の2大会に出場をしている。昨年は都市対抗北海道2次予選で敗退し、遠藤投手に投手の柱となることが期待されている。「ここで力をつけ北海道で応援してくれる人たちに恩返ししたい。チームに拾っていただいた。日本選手権、都市対抗出場に貢献したい」と話し、チームを全国大会に導き、そこで好投を見せ、来年のプロ入りに再挑戦する。

角度あるストレートが魅力で、育成枠での指名は十分に可能性があったと思う。来年は、ドラフト上位候補くらいに評価される投手になって、指名確実の状態でドラフト当日を待てるようにしたい。

日本製鉄室蘭シャークスのドラフト候補選手の動画とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2020年ドラフト会議、主なドラフト指名漏れ選手
評価されていた選手の中で、ドラフトで指名漏れとなった主な選手を挙げます。

運命の日、同リーグで競い合った八戸学院大の大道温貴投手(22=春日部共栄)が広島3位指名を受けた。「球速も球威もマウンドさばきも全部、彼に負けていた。すべてにおいてレベルアップが必要と知った」。自身の投球を振り返り、現在は「打者により球威を感じさせたい」とリリースポイントを遅らせるためのフォーム研究に取り組んでいる。187センチの長身右腕は「自分の武器である角度と融合させることができれば、打者が嫌がるのでは」と“進化形”を思い描いている。

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