3月6日に開幕する東京スポニチ大会の組み合わせが決定した。対戦カードと注目選手を紹介します。
対戦カード
| 日付 | 球場 | 時間 | カード |
| 3月6日 | 神宮 | 9：00 | ENEOSー三菱自動車倉敷オーシャンズ |
| 11：30 | 東芝ーヤマハ | ||
| 14：00 | 日立製作所ーカナフレックス | ||
| 浦安 | 9：00 | 日本製鉄かずさマジックー日本新薬 | |
| 11：30 | NTT東日本ーJFE東日本 | ||
| 14：00 | ニチダイーJR九州 | ||
| 岩槻 | 10：00 | 鷺宮製作所ーJR東日本東北 | |
| 12：30 | セガサミーー西濃運輸 | ||
| 3月7日 | 神宮 | 9：00 | JR東日本東北ー東芝 |
| 11：30 | NTT東日本ーJR九州 | ||
| 14：00 | 日立製作所ーセガサミー | ||
| 大田 | 9：00 | JFE東日本ーニチダイ | |
| 11：30 | ヤマハー鷺宮製作所 | ||
| 14：00 | カナフレックスー西濃運輸 | ||
| 岩槻 | 10：00 | 日本新薬ー三菱自動車倉敷オーシャンズ | |
| 12：30 | ENEOSー日本製鉄かずさマジック | ||
| 3月8日 | 神宮 | 9：00 | 西濃運輸ー日立製作所 |
| 11：30 | 日本新薬ーENEOS | ||
| 14：00 | ニチダイーNTT東日本 | ||
| 大田 | 9：00 | 三菱自動車倉敷オーシャンズー日本製鉄かずさマジック | |
| 11：30 | セガサミーーカナフレックス | ||
| 14：00 | ヤマハーJR東日本東北 | ||
| 岩槻 | 10：00 | JR九州ーJFE東日本 | |
| 12：30 | 東芝ー鷺宮製作所 |
注目選手
Aブロック：東芝、鷺宮製作所、ヤマハ、JR東日本東北
東芝は昨年のドラフト会議で上位指名も予想された吉村貢司郎投手が、152キロの速球を角度よく投げ、スライダーやスプリットのキレも良い投手で、昨年秋の投球を今年は1年間継続できれば、ドラフト上位に入ってくる。左腕の藤村哲之投手は今年2年目、横浜商大で146キロ左腕として注目されたが、社会人に入り、さらに球速アップが期待される。
鷺宮製作所は昨年の都市対抗本戦でも力強い球を投げた3年目の小孫竜二投手と、城西国際大で活躍を見せた146キロ右腕・中島隼也投手が注目、また外野手の野村工選手も力強い打球を飛ばす。
ヤマハでは相羽寛太選手、沢山優介投手の若い選手に注目。相羽選手は高卒2年目の遊撃手で来年のドラフト候補だが、ショートの動きは静岡高校時から定評があり、柔らかい。沢山投手は掛川西から今年1年目だが、既にブルペンで力強い球を投げており、短いイニングだが登板する可能性がある。再来年のドラフト候補として注目の左腕投手。
JR東日本東北は、駒澤大で150キロの速球を投げ、社会人1年目も実績を積んだ竹本祐瑛投手が神宮に帰ってくる。動く球のコンビネーションで打たせてとる投手だが、さらに進化した投球を見せたい。
Bブロック：ENEOS、日本製鉄かずさマジック、日本新薬、三菱自動車倉敷オーシャンズ
ENEOSは今年大学卒2年目でドラフト指名解禁の関根智輝投手、加藤三範投手、瀧澤虎太朗投手に注目。関根投手は本格派右腕で力強い速球は慶応時代から注目、加藤投手も左からのキレのある球に魅力がある。瀧澤選手も早稲田大時代から注目の外野手で、ドラフトで指名される実力は十分あった。昨年も活躍を見せており注目される。また、昨年の都市対抗本戦でホームランをかっ飛ばした度会隆輝選手や、荒削りも154キロの速球を投げた飯田琉斗投手など、来年のドラフト候補も力がある。
日本製鉄かずさマジックは、山本晃希投手が昨年も力強い球を投げていた。国士舘大出身の赤羽陸投手も持ち前の制球力と力強さが見られるようになり飛躍が期待される。
日本新薬は東亜大出身の中内亮太投手が大学時代に151キロの速球を投げており、体も大きく魅力がある。ルーキーで慶応大出身の若林将平選手も神宮で持ち前の長打力を見せそうだ。
昨年は廣畑投手の活躍で優勝した三菱自動車倉敷オーシャンズ、エースの穴は非常に大きいところだが関西大出身のルーキー・香川麗爾投手や玉野商工で147キロを記録した高校卒ルーキーの長谷川康生投手などの登板と成長に期待。
Cブロック：NTT東日本、JFE東日本、ニチダイ、JR九州
NTT東日本は来年のドラフト候補としてかなり注目されそうな151キロ右腕・片山楽生投手に期待したい。躍動感と力強さのある投球が魅力で、昨年は少し波があったが、今年1年間、チームの大黒柱として投げられれば、来年はドラフト1位候補にもなりそう。153キロ右腕の稲毛田渉投手や社会人屈指の強打者・火ノ浦明正選手も3年目となり、まだ諦める年ではないが勝負の年でもある。
JFE東日本はまだ社会人での実績が少ないものの、今年大卒2年目の155キロ右腕・小郷賢人投手と高校卒3年目で152キロ右腕の広沢優投手が注目。それぞれ大学、高校次にドラフト上位候補にも名前が挙がり、今年再びドラフト指名解禁となる。まずは投げる姿を見たい。
ニチダイ、JR九州はなかなか見られないチームなので、どんな選手がいるかチェックしたい。
Dブロック：セガサミー、日立製作所、西濃運輸、カナフレックス
セガサミーは大型内野手の中川智裕選手が3年目となりチームの主軸として活躍が期待されるが、横山投手の代わりに誰が出てくるか。城西国際大出身で大型右腕の舘和弥投手、高校卒5年目になるが、一昨年は注目をされていた森井絃斗投手、そして法政大から入ってきた152キロ右腕の古屋敷匠真投手などが候補となる。
西濃運輸は大学卒4年目になるものの、昨年150キロを記録し大きく飛躍した船迫大雅投手に注目。力強さも増してきた左腕の林優樹投手と身体能力の良さを見せる住谷湧也選手の近江高コンビも今年ドラフト指名解禁となるため、その力を確認したい。森伊吹選手や石田雄大投手などルーキーも注目。
日立製作所は3年目になる原田泰成投手や4年目になる青野善行投手もまだまだ力を見せたい。最近は新興チームの選手が社会人野球で力を見せているが、カナフレックスもそんなチームの一つで選手を確認したい。
コメント