駒大・今永昇太投手、青学・吉田正尚選手、来年のドラフト候補3年生が活躍

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 東都大学リーグは駒澤大vs中央大、青山学院大vs亜細亜大の試合が行われ、駒大・今永昇太投手、青学大・吉田正尚選手の3年生が活躍し勝利を挙げた。

3安打完封

 駒澤大の3年生左腕・今永昇太投手は、先週の国学大戦で2安打11奪三振で完封しているが、この日も中央大打線を3安打9奪三振で完封した。今永投手は春のリーグ戦で3試合連続完封をしており、「ドクター0」ぶりを発揮している。

 春は4勝1敗、秋もここまで3勝無敗と東都のエースになっている。中央大の秋田監督も「今一番良い投手」と評価し、プロのスカウトも来年のドラフト1位間違いなしと口にする。抜群の低めの制球力に最速147km/hの力のある球も投げる今永投手は、早くも注目の的になっている。

 春は亜大戦で勝てなかったことが響き優勝を逃したが、今年は10月7日に亜大戦を控えている。そこまで好調を維持して亜大の連覇を阻止できるか。

 

3号ホームラン

 青山学院大の3番・吉田正尚選手が今季3号となるホームランを放ち、青学大が亜大を倒した。171cmで右投げ左打ちの選手だが、リードオフマンタイプではなく敦賀気比時代は52本塁打を記録しているスラッガータイプの選手。

 侍ジャパン大学代表のメンバーとしてハーレムベースボールウィークで台湾、オランダ、アメリカと対戦し、外国人投手の動く速球を打つ練習をする事で、「体が開かなくなった」と成長を見せている。

 プロもその打撃センスとパワーに注目しており、ドラフト1位候補の一人に入ってくる。

 

亜大・山崎康晃投手は先発せず

 亜細亜大は3年生の山田義貴投手が先発し、山崎康晃投手は登板しなかった。山崎投手は開幕カードで試合後の態度を指摘されていたが、前節は2戦目で7回4安打1失点と好投し生田監督とも話し合いによって、信頼を取り戻していた。

 しかし生田監督は初戦を落としたものの「2戦目は調子の良い人から投げさせる。」と話し、山崎投手の先発を明言しなかった。まだ監督の信頼を得るには結果が必要なようだ。

 駒大のエース左腕・今永が進化の15勝目だ。速球にカーブ、スライダーを織り交ぜるなど、メリハリをつけた投球で5安打9奪三振。9回には、自身の最速にあと1キロと迫る146キロを計測し、「最終回に(146キロを)出せて自信になった」と振り返った。

 青学大は小林、吉田の連続本塁打で逆転し、亜大から3季ぶりの白星を挙げた。3回に中堅右へ今季3号の決勝ソロを放った吉田は「うまく拾えた。一番良い形で振れた」と喜んだ。今夏ハーレム国際大会で日本代表入り。外国人投手特有の動く球に対応した結果、「体が開かなくなった」と効果を口にした。敦賀気比(福井)時代は通算52発の左の強打者。

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