明治大・斉藤大将投手が154球熱投、楽天、広島など8球団視察し阪神は4人体制

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東京六大学では明治大vs早稲田大の3回戦が行われ、1戦目で完封勝利を挙げた斉藤大将投手が、足の痛みを隠しながら154球の熱投を見せ、勝ち点奪取に貢献した。

エース

初戦で早稲田大を6安打完封した斉藤大将投手は、その日の8回に足の裏の皮がむけており痛みがあったものの、善波監督にこの日の投球を志願した。先発をすると3回に1失点したものの9回までをその1点で守り抜いた。

試合は1-1の延長戦に入ったが、善波監督が「代わるか」というのを拒み、延長11回途中まで154球を投げぬいた。

昨年は、明治大には柳裕也投手、星知弥投手という二人の先発がいたが、今年は斉藤投手の肩にチームの勝利が託される状態になっている。昨年まではリリーフでの登板が多く、チームを支える存在だったが、今年は先発として柱となり、この秋は粘りの投球もできるようになり、一本立ちの雰囲気を見せる。

善波監督は「斉藤に尽きる。足の状態が悪い中でも、1回戦に続いて粘り強く投げてくれた」と話した。

8球団視察

この日はプロ8球団のスカウトが視察に訪れた。阪神は佐野統括スカウト、平塚スカウトなど4人体制で視察をし、斉藤投手を外れ1位候補にという報道もされている。

また東北楽天の後関スカウトは、「左で先発でも何でもできる」と評価すると、広島・尾形スカウトも「変化球が切れ、中継ぎ、先発がOKというのは魅力」と高く評価をしている。

左の先発投手として、JR東日本の田嶋大樹投手、立命館大の東克樹投手と共に上位候補として注目される斉藤投手、このピッチングで1位での指名も見えてきたかもしれない。

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スリークオーターよりも低い位置から投げる今秋のドラフト候補を、阪神など8球団が視察。「左で先発でも何でもできる」と楽天・後関スカウト。広島・尾形スカウトは「変化球が切れ、中継ぎ、先発がOKというのは魅力」と高く評価した。

スタンドには計8球団のスカウトが集結。阪神は球団方針でコメントしなかったが、2016年には高山、17年には大山と2年連続でD1位を担当した明大OBの平塚スカウトが駆けつけているところに、力の入れようがうかがえる。虎には近年、明大から荒木、高山、坂本、糸原が入団し、つながりも深い。

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