明治大・森下暢仁投手が11奪三振1失点完投、エースのピッチング

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明治大の森下暢仁投手が9回1失点で完投し、立教大から勝ち点を奪い優勝に進んでいる。立教大は1年生・川端健斗投手が先発し好投したものの敗れ、優勝の可能性が消滅した。

明治大エース

明治大のエースは東京六大学のエース、柳裕也投手や野村祐輔投手などが体現してきたが、明治大3年の森下暢仁投手もそういう存在になりつつある。

立教大1戦目では154キロを記録したものの7回途中で3失点し、試合を落とした。それから中1日、1勝1敗で迎えたこの日の登板では、最速151キロの速球と90キロ台のスローカーブを織り交ぜ、変幻自在のピッチングで立教打線を狂わせた。9回を投げて5安打11奪三振1失点、3-1で勝利し、優勝に向かって明治大が走る。

前日の2回戦で、雨天の中で1年生の竹田祐投手などが粘りのピッチングを続け、8-6で勝利してこの日に繋げた。「昨日、ああいう形でみんなが勝ってくれて、自分がやるぞという気持ちでした」と話し、それにこたえる勝利となった。

中1日で137球を投げた森下投手、肩などの影響を考えると、これを称賛する事はしないが、エースとしての投球だったことは間違いない。善波監督も「今まで七回ぐらいでブルペンを見ることが多かったけど、きょうは11番が大きく見えた」と話した。

この日視察した巨人・古城スカウトは、「外からのカットボールはプロでも難しい球。カーブもあって、楽天の岸みたいですね。投げても、打っても素晴らしいし、来年が楽しみ」と話し、プロ野球でエースと認められる岸投手に例えた。来年のドラフト1位候補として、球団のエースを担う存在にもなっていきそうだ。

優勝争いは慶応大と明治大に絞られた。今週末に直接対決となる。

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巨人古城スカウトの目には、球界を代表する背番号「11」と重なった。「(左への)外からのカットボールはプロでも難しい球。カーブもあって、楽天の岸みたいですね。投げても、打っても素晴らしいし、来年が楽しみ」と絶賛。善波達也監督(55)も「11番がでかく見えた」と評価した。立大1回戦ではスカウトの計測で154キロをマーク。来年のドラフトの目玉になりそうだ。

この日137球目となる渾身(こんしん)の147キロで最後の打者を左飛に打ち取ると森下暢は安堵(あんど)の笑みを浮かべた。大一番でリーグ戦初完投を果たして優勝に望みをつなぎ「今までエースの投球ができていなかった。やっと良い形で投げ切れた」。

緩急で幻惑した。四回1死走者なしで立大3番・江藤との対戦。この日最速151キロの直球と90キロ台のカーブで空振り三振に仕留めた。「初回からけっこう押せていた」と速球にチェンジアップを織り交ぜ、11奪三振。七回の1失点のみで切り抜けた。

エースの好投で慶大とのV争いに残り、善波監督も「今まで七回ぐらいでブルペンを見ることが多かったけど、きょうは11番が大きく見えた」と目を細めた。

154キロ右腕が、エースの意地で白星をもぎ取った。森下暢は7回途中3失点で黒星を喫した12日の1回戦から、中1日の先発で1失点完投勝ち。「昨日、ああいう形(雨中の大熱戦)でみんなが勝ってくれて、自分がやるぞという気持ちでした」と、気合十分で初回から飛ばした。

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