明大・森下暢仁投手が20奪三振完封、広島・苑田スカウト部長「大したもの」

明治大, 森下暢仁

明治大のドラフト1位候補・森下暢仁投手は、東京大を相手に20奪三振でリーグ戦初完封勝利を挙げた。

球がおかしかった

この日、初回から三者連続三振を奪い好調なスタートかと思われたが、森下投手は「球がおかしかった。球がばらついていて、思うようなボールが投げられていなかった。」という状況だったという。

そして2回には2アウト満塁、3回にも1アウト1,3塁のピンチを背負い3回まで67球を費やした。しかしそれによって丁寧さを意識したことで、森下投手の集中が増す。三振を奪っても「あんまり記憶がない。三振を取っているイメージが全然なくて」と話した。カーブやカットボールを巧みに投げ、頭が突っ込み気味だったフォームを試合中に修正し、4回から8回まではパーフェクトに抑える。三振もどんどんと積み重なり、9回までに18個を奪った。

森下投手も9回に2本のヒットを許したものの無失点に抑えると、東大も坂口投手が明治大打線を9回まで0封する好投を見せ、試合は延長戦に入った。森下投手は10回も2つの三振を奪って抑えると、その裏に明大打線がようやく坂口投手を捉え、1-0でサヨナラ勝利した。

序盤のピンチは150キロを記録したストレートで力で抑えきると、中盤はカーブを使った。視察した広島・苑田スカウト部長は「緩いカーブでストライクを取れるのが強み。大したもの」と評価をした。

この試合でも森下投手の成長が見られた。苦しい中で20奪三振というのはさすがの投球で、またいろいろなものを見せてくれた。2016年に中日にドラフト1位指名された柳裕也投手がこの日3勝目を挙げたが、柳投手に近いカーブを投げられ、ストレートは柳投手より1段階上のものを投げる。ドラフト1位指名は間違いない。

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9回を終えて6安打無失点。森下は東京六大学歴代3位タイの18三振を奪った。ただ、打線が振るわず0―0のまま延長戦に突入。延長10回にさらに2奪三振を加えて20奪三振とし、サヨナラ勝利につなげた。


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