早稲田大スポーツ科学部のアスリート選抜試験に、浦和学院の吉田瑞樹捕手、健大高崎の小澤周平選手、仙台育英の伊藤樹投手が合格したことがわかった。
アスリート合格
早稲田大スポーツ科学部のアスリート選抜試験では、野球部は毎年4人が合格をしているが、現時点で浦和学院の吉田瑞樹捕手、健大高崎の小澤周平選手、仙台育英の伊藤樹投手が合格したことがわかった。
吉田選手は今夏の甲子園に出場し、日大山形戦では2本の三塁打、1本の二塁打を打ち、捕手としてもまだ課題はあるものの、投手を前向きにリードする姿勢や、丁寧な送球が目を引いた。
健大高崎の小澤選手は、高校1年時から主軸として活躍し、高校通算52本塁打を放っている二塁手。1年生のときから先輩をも引っ張っていくリーダーシップを見せており、今年のセンバツでは下関国際戦でフェンス直撃の二塁打を記録した。もっと注目されてもいい選手だった。
仙台育英の伊藤投手は、最速149キロの速球があり、球の伸びも抜群の投手で、プロ志望届を提出していれば、指名はされていたものと想像できる。

投手、捕手、内野手に高校トップクラスの選手が合格し、さらに早稲田実などからも力のある選手が早稲田大に加わる。
「うれしいです。甲子園に続き、神宮でも頑張りたい」と青柳博文監督(47)に学生野球の聖地でも大暴れすると誓った。
小沢は同校1年秋から「3番・二塁」として出場。エース下慎之介(19=ヤクルト育成)らを擁して同年の明治神宮大会準Vを飾った。2年秋から主将兼4番としてチームを引っ張り、秋季関東大会連覇を達成。翌春のセンバツでは初戦の下関国際戦で右翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。2回戦は達孝太(日本ハムドラフト1位)擁する天理に敗れたが、左打席から放つ鋭い打球に注目が集まった。同年夏は群馬大会決勝で前橋育英に延長の末、惜敗し、2季連続甲子園は逃がした。
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