東京六大学では優勝をかけた早慶戦が行われ、1回戦は早稲田大が勝利し、優勝に王手をかけた。ドラフト会議で指名をまった熊田任洋選手は、3位までに指名がなければトヨタ自動車に進むことを明言していた。
「3巡目までに」
早慶戦でサヨナラ勝利し優勝に王手をかけた早稲田大、4年生として熊田任洋選手3番ショートで出場し4打数2安打で勝利に貢献した。
試合後に小宮山監督は「熊田は３位までに指名がなければ、トヨタ自動車にお世話になると明言をしていましたので。今年の候補者の顔ぶれを見たら、なかなか３巡目まで食い込むのは厳しかった。本人も覚悟は決めていたと思う」と話し、3位までに指名がなければトヨタ自動車に進む順位縛りがあったことを明らかにした。
そして小宮山監督は「トヨタさんですから。そこから声がかかって、お世話になって。ましてや、２年後、プロに送り出せるように我々も頑張りますとトヨタさんから言ってもらえていますので、本人も気持ちの中で割り切れていると思います」と話し、トヨタ自動車が2年後のプロ入りに向けて後押しをすると話しがされているといい、気持ちを切り替えて2年後を目指す。
熊田投手は個人的には4位前後を予想しており、即戦力の二遊間の選手を獲得したい球団がどのくらいあるか、その中で上位で行ける球団がそのくらいあるかだったが、指名はギリギリの所だったのではないかと思う。
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