中央大3年の155キロ右腕・西舘勇陽投手が8回まで無安打投球、9球団24人視察し巨人・オリックスが評価

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中央大の3年生で最速155キロの速球を投げるエースの西舘勇陽投手が、この日の東都リーグ青山学院大戦で8回までノーヒットに抑える快投を見せた。

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9球団視察

西舘勇陽投手は花巻東出身で、菊池雄星投手や大谷翔平選手の後輩。高校時代もそのスケールの大きさに注目されていたが、大学では中央大、そして東都リーグを代表するエースとしてその存在感を見せている。

この日は雨が降る中で、無敗で首位を走る青山学院大を相手に先発すると、154キロの速球と変化球を織り交ぜ、8回までノーヒットピッチングを見せた。9回に初安打を許すと連打で1失点したが、その後は3人を抑えて追加点を許さず、3−1で勝利した。

ぬかるむマウンドで「少し滑ったりスパイクが重くなったんですが、歩幅を狭めて地面を強く蹴られる工夫をして投げました」とマウンドでの対応力も抜群で、今夏に磨いたというカーブも要所で使い、「自分が不利なカウントからでも自信を持って投げられました」と話した。

この日は森下翔太選手などの視察に9球団24人のスカウトが視察をしたが、来年の候補である西館投手にも、

オリックス・上村スカウト:「球速があって変化球も低めに集まっていた。来年のドラフト候補」

巨人・円谷スカウト:「スピードも出ていて、しっかりピッチングができていた。コントロールもよく、安定していた」

と評価した。

来年は即戦力右腕としてドラフト1位指名が有力視される。今年のドラフト候補だったら、1位指名の競合は間違いないだろう。

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オリックスの上村スカウトは「球速があって変化球も低めに集まっていた。来年のドラフト候補」と今後に期待した。

中大・西舘 リーグ戦初完投勝利!8回まで無安打「自分の投球で試合を進められた」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 1回戦1試合が行われた。前カードで勝ち点を獲得した中大は、先発の西舘勇陽(ゆうひ)投手(3年)が8回まで無安打投球を続け、9回3安打1失点でリーグ戦初完投勝利。3―1で首位の青学大に先勝した。亜大―駒大、国学院大―日大の2試合は降雨のため、きょう6日に順延となった。
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