名城大・岩井俊介投手が９回１失点完投勝利、１５２キロ計測

愛知大学リーグ1部では名城大ｖｓ愛工大の3回戦が行われ、名城大の156キロ右腕・岩井俊介投手が9回1失点で完投、3-1で勝利した。

152キロ

この日も1回戦に続き、来年のドラフト候補で153キロ右腕の愛工大・中村優斗投手とのお互い中4日の投げ合いになったが、岩井俊介投手は先頭打者にヒットを許してランナーを背負う場面が多かったものの、「勝手にギアが上がった」とその後の安打を許さずに9回までを投げきった。

最速は152キロ、110球を投げて9回5安打6奪三振、3回に味方のエラーで失った1点のみに抑え、今年のドラフト上位候補の貫禄を見せた。「まだ防御率０なので、これを継続して頑張っていきたい」と話した。

この日は4番の伊藤雄紀選手も3ランホームランを放ち、値千金の逆転ホームランとなった。0-1で迎えた6回、1アウト2、3塁の場面で「完璧でした」とスライダーを、右中間最深部へと運んだ。3回には自らのエラーで失点をしており、挽回のホームランは大きな逆転弾となった。

この秋は岩井投手、そして松本凌人投手と、ドラフト上位候補に名前の挙がる選手を擁しての最後の年となる。主将でもある伊藤選手は「これで勝てなかったら、まとめられてない自分の責任。絶対に王座を奪還したい」と強く語った。