ドラフト1位候補が注目される東都リーグだが、中央大の石田裕太郎投手、青山学院大・中島大輔外野手などもドラフト指名を待つ。
注目投手の中で
東都リーグは、青山学院大の常広羽也斗投手、下村海翔投手、国学院大の武内夏暉投手、東洋大の細野晴希投手、中央大の西舘勇陽投手、亜細亜大の草加勝投手などが注目されているが、合計で28人の選手がプロ志望届を提出しており、ドラフト会議での指名を待つ。
中央大の石田裕太郎投手はこの日、東洋大戦で先発すると、9回4安打完封勝利を挙げた。前日にエース・西舘投手で敗戦しており、敗れれば最下位の可能性もあっただけに、非常に大きな勝利と言える。
石田投手は1年秋からリーグ戦で登板し、2年時には主戦として春2勝、秋2勝をマークしている。西舘投手が成長してからは2番手の役割で投げており、リーグ通算成績はこの日までで7勝10敗となっているが、特に今年に入り、西舘投手が他大学のエースとの対決で1戦目を落としても、2戦目で石田投手が勝利し、5大学とのカードすべてで3回戦まで戦いをしている。この粘りがあり、中央大は最下位を逃れることができた。
清水監督は「4年間で一番よかったんじゃないか。4年間で一番良かったのでは。一生懸命に練習してきた子なので、最後の最後にこのようなピッチングが出来るのかなと。成長を見ました」と話し、石田投手を称えた。ドラフト会議を前に「リーグ戦中はあまり気にしないようにはしていた。運だと思うので待ちたいですね」と話した。
青山学院大の主将・中島大輔外野手選手も、侍ジャパン大学代表入りをしており、その中でもトップクラスの俊足を見せている。この日はリーグ4連覇を決める満塁ホームランを放ち、主将としてだけでなく、個人としての力強さを見せた。
中島選手もドラフト会議に向けて「やることはやってきました」と話す。当日は常広投手、下村投手が早いタイミングで指名をされる事になると思うが、中島選手にも吉報が届く事を願いたい。




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