春季高校野球奈良大会では、智弁学園が法隆寺国際に４-０で勝利、プロ注目スラッガーの前川右京選手に中日・阪神が注目した。
一発狙いから
前川右京選手はセンバツ注目のスラッガーとして期待されたものの、明豊戦では８回のチャンスで併殺に倒れるなど４打数ノーヒットに終わり、涙を流した。大会の流れの中で長打を打たなければという意識が強くなってしまい、反省した。
この日は「チームの打撃で動いていかないといけない。いい形で4、5番につなぐ打撃が大事」と話す。初回こそ1アウト2塁のチャンスでカーブで見逃し三振に倒れたが、3回にはチェンジアップをセンター前に返した。2つのフライアウトなどでこの日は4打数1安打も、「チームに悪い流れを持ってきてしまった。いつもは1打席目からズルズルいくところを、2打席目にセンター前に打てました」と話した。
この日は4球団5人のスカウトが視察、
○中日・山本スカウト：「振る力がある。外の球をセンターに運んで器用さもある」
○阪神・山本スカウト：「スイングは速い。評価は変わらない」
と評価した。まだまだ活躍が期待される前川選手、この春と夏でスカウトも自信を持って推せるような成績を残したい。
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この日はプロ4球団5人のスカウトが視察した。中日山本スカウトが「振る力がある。外の球をセンターに運んで器用さもある」と評すれば、阪神山本スカウトも「スイングは速い。評価は変わらない」と話す。
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