阪神はドラフト4位で指名した西濃運輸・小豆畑真也捕手と仮契約を結んだ。契約金は5000万円、年俸840万円。小豆畑捕手は社会人屈指の強肩捕手として、セカンドまでの送球はほとんど1.8秒台とプロでもトップクラス。
地元中日も獲得に興味を示すなどしており、守備面では即戦力だが、チームではスタメンから外れる試合もあるなど、課題もある。阪神はFAでオリックスから日高捕手を獲得しそうで、また来年のドラフトでは大阪桐蔭・森友哉捕手や日本生命・小林誠司捕手を獲る可能性が高く、プロでの長い戦いが始まる。
福岡ソフトバンクはドラフト6位で指名したHonda熊本の山中浩史投手と仮契約を結んだ。契約金は3000万円、年俸は1200万円と期待が込められている。
山中投手は社会人屈指のアンダースローで、最速133kmと遅めのアンダースロー投手としては千葉ロッテ・渡辺俊介投手に近い。80km台のスローカーブもあり、ストレートは速く感じる。27歳で当然1年目から勝負、埼玉西武・牧田和久投手のように1年目から活躍できるか、楽しみだ。
阪神は19日、名古屋市内のホテルで佐野統括スカウト、竹内スカウトディレクター、北村スカウトらがドラフト４位指名の西濃運輸・小豆畑真也捕手(24)と入団交渉を行い、仮契約を結んだ。
契約金は５０００万円、年俸は８４０万円（金額はいずれも推定）。強肩が自慢のルーキーは「これからプロ野球選手になっていくんだなと実感がわいてきました。社会人卒ということで、自分の中では一年目から（レギュラーを）争っていきたいと思っています」と力強く話した。。
ソフトバンク６位のホンダ熊本・山中が熊本県大津町の会社で永山勝スカウト部長から指名あいさつを受け、契約金３０００万円、年俸１２００万円で仮契約。ドラフト１位の亜大・東浜に対し、１２月に同僚女性と結婚する２７歳は「年齢は関係ない。入ってからが勝負。（東浜には）負けたくない気持ちはある」とライバル宣言。サブマリンの最速は１３３キロだが、８０キロ台の超スローボールも操る。緩急を武器に「アンダースローと言えば、山中と言われたい」と強気だった。
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