北海道日本ハム、広島文化学園大の梅林優貴捕手と仮契約、「12球団でも十分目立つ肩の強さ」

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北海道日本ハムは、ドラフト6位で指名した広島文化学園大の梅林優貴捕手と、契約金2000万円、年俸700万円で仮契約を交わした。日米大学野球のサポートとして手伝ったことがきっかけでプロの道へ進んだ。

無名の捕手

広島文化学園大は、環太平洋大を中心に岡山商科大、福山大、東亜大など最近大学野球で注目されるチームが所属する中国地区大学野球連盟に所属するが、その2部で戦っており、なかなか目に留まる機会がない。

そのチームの梅林優貴捕手が、北海道日本ハムのドラフト6位で指名され、プロ入りを果たした。大渕スカウト部長は「12球団でも十分目立つ肩の強さ」とセカンドまで1.8秒台の強肩を評価しての指名となった。梅林選手も「どんなにいいスタートを切られても刺せる捕手になっていきたい」と話した。

その梅林選手は、就職だったり社会人チームに内定を得るための7月ごろも、プロ志望届を提出するかどうか迷っていたという。しかし、日米大学野球の第3戦が山口県岩国市で行われ、そのサポートメンバーとしてブルペン捕手を手伝い、それまでは海野隆司選手、郡司裕也選手などがプレーするのを見て「プロがプレーしているという目で見ていた」と話し、代表の投手の球も捕れるのかなと思っていた」と不安だった。しかし、いざやってみると、しっかりと捕球することができ、「挑戦しよう」とプロ志望を決意したという。

ドラフト会議では海野選手や郡司選手、佐藤都志也選手など大学代表の捕手が次々と指名されたが、梅林選手もドラフト6位ではあるが同じスタートラインに立った。「全国レベルの相手や凄い観客の中でプレーしたことがない。とにかく慣れていきたい。自分が一番下手だと自覚してプロに入ろうと思っている」と話すが、自信をもってまずはその強肩を見せてほしい。

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代表の4年生捕手3人、慶大・郡司(中日4位)、東洋大・佐藤(ロッテ2位)、東海大・海野(ソフトバンク2位)は中央球界の注目選手。対する梅林は中国地区大学リーグ2部で、全国大会の経験もない。「プロがプレーしている、という目で見ていた。代表の投手の球も捕れるのかな…と思っていた」。受けてみたら、捕れた。「挑戦しよう」と気持ちが固まった。

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