日本ハムが今年２回目のスカウト会議、１４０人リストアップし宗山選手・金丸投手など２、３人が１位候補に

北海道日本ハムは2月16日に、1軍キャンプ地の沖縄・名護で今年2回目となるスカウト会議を行い、栗山CBOなども参加してドラフト候補をリストアップした。

ドラフト1位候補に宗山選手、金丸投手

リストアップをしたのは投手90人、野手50人の140人、ドラフト1位指名候補については大渕GM補佐兼スカウト部長が「2,3人の名前が挙がりました」と話し、明治大・宗山塁選手、関西大・金丸夢斗投手の2人が入っていると見られる。

侍ジャパン日本代表と欧州代表の試合に出場する2人について、球団としても試合を視察する予定で、木田GMが代行は「担当スカウトから話を聞いて、今年も楽しみなドラフトになる。全部ワクワクする。今の時点で、どの辺の選手が1位に来るかなとかも話しました。今年は栗山ＣＢＯも僕も、いろいろ見て行きたいと思います」と話した。

昨年は2月18日に第2回目のスカウト会議を実施しているが、157人をリストアップしてドラフト1位候補は12人、一昨年も2月のスカウト会議では1位指名候補は12人だった事から、ドラフト1位候補として見ている選手が極端に少ないと言える。

また北海道関係の選手は9人がリストアップされたという。高校生では旭川実の田中稜真投手と札幌第一の阿部拓貴投手がそれぞれ145キロ以上の速球を投げる右腕投手で、北星学園大付の石田充冴投手も190cmの大型右腕投手。センバツに出場する北海も好選手が注目されそうで、幌村魅影内野手なども注目される。

大学生は昨年の星槎道都大から広島のドラフト3位で指名された滝田投手ほど注目されている選手はいないが、東海大札幌の山優斗投手や星槎道都大の左腕・佐藤爽投手などは球に力がある。社会人野球では昨年に侍ジャパン社会人代表で捕手として活躍したJR北海道倶楽部の南木寿也捕手なども注目されそうだ。