ヤクルト、来年も高校生中心に中京大中京・高橋投手、横浜・度会選手獲得目指す

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東京ヤクルトは、来年も高校生中心のドラフト戦略を展開する。明治神宮大会で優勝した中京大中京の148キロエース・高橋宏斗投手の他、球団職員の父・度会博文氏の子息で横浜高でプレーする度会隆輝選手などの獲得を目指す。

高校生中心

東京ヤクルトはここ数年、特に甲子園で活躍で活躍した高校生を中心に獲得する方針で、2016年に履正社の寺島成輝投手をドラフト1位で指名して獲得すると、2017年は清宮幸太郎選手、2018年には根尾昂選手を指名している。そして今年は星稜の奥川恭伸投手を指名し、見事に抽選の末に獲得をしている。

そして来年も高校生中心のドラフト戦略を展開する模様で、先月行われた明治神宮大会では優勝した中京大中京のエースで、最速148キロの速球を投げて注目された高橋宏斗投手を、球団幹部が「来年のドラフト候補の中心になる選手だと思う」と評価している。

他にも明治神宮大会では健大高崎の183cm左腕・下慎之介投手についてもリストアップをしている。下投手は伸びるストレートに特徴があり、また鋭いスライダーとのコンビネーションで三振を奪え、制球力の高さも評価されている。

また、横浜高校の度会隆輝選手も獲得を目指している。度会選手は父・博文氏がヤクルトでプレーし、現在は球団職員となっている。度会選手は小学生の時に東京ヤクルトスワローズジュニアでプレーすると、横浜高校で1年春からベンチ入りすると、昨年夏の南神奈川大会では6打席連続ヒットを記録するなど天才バッターとして注目され、東京ヤクルトの関係者は「バットコントロールは高校生ではトップクラス。最上級生になって期待している」と評価している。

ドラフト1位指名は

来年のドラフト会議では、高校生では明石商の中森俊介投手と来田涼斗選手、智弁和歌山の小林樹斗投手、星稜の内山壮真選手、東海大相模の西川僚祐選手などが注目され、投手・野手、そして野手でも3拍子タイプやスラッガータイプ、各ポジションに選手がそろう。

また大学でも東海大・山崎伊織投手や苫小牧駒大・伊藤大海投手、慶応大・佐藤宏樹投手を筆頭に早稲田大・早川隆久投手、近畿大・佐藤輝明選手、東洋大・村上頌樹投手、中央大・牧秀悟選手と五十幡亮汰選手など、投手では先発・リリーフ、野手もスラッガーや俊足、そして内外野に高い素質を持つ選手が並ぶ。

来年は現在のところ、誰かに一極集中する感じではなく、各球団とも補強ポイントを中心に、そのポジションで一番良い選手を狙ってくる展開が予想される。東京ヤクルトは来年も投手中心で臨むならば中森投手、高橋投手を指名して抽選で外したら東洋大・村上選手、早稲田大・早川投手などの指名となりそう。もし、奥川投手や吉田大喜投手など、今年のルーキーが活躍をして投手は十分という事になれば、これまでずっと獲得を狙ってきた1番センターの候補として来田選手や五十幡選手などの指名に行くかもしれない。

また、山田、村上と主軸の力が強くなったものの、山田選手が今年、1年契約をしたことから、来年の東京オリンピックを経験し、海外挑戦を表明するかもしれない。日本人の主軸候補として東海大相模・西川選手や近大・佐藤選手や中央大・牧選手などを狙う事になりそうで、現有戦力の動向にも注目される。

2020年ドラフト指名予想
2020年のドラフト候補
東京ヤクルトスワローズ、過去のドラフト指名一覧

中京大中京の右腕、高橋宏斗投手(2年)と高崎健康福祉大高崎の左腕、下(しも)慎之介投手(2年)の2人をリストアップしていることが、26日までに明らかになった。

11月の神宮大会を視察した球団幹部は「来年のドラフト候補の中心になる選手だと思う」と話した。

右投げ左打ちの度会は、父譲りの高い打撃技術と勝負強さが持ち味。全国屈指の名門で入学直後の1年春からベンチ入りし、同夏の南神奈川大会では6打席連続安打を記録。甲子園にも同夏から2季連続で出場した。球団関係者は「バットコントロールは高校生ではトップクラス」と評価。「最上級生になって期待している」とさらなる成長を予測する。

来秋ドラフトの上位候補としては、高校生では2年春、夏の甲子園で連続4強入りした兵庫・明石商の1番打者・来田涼斗外野手、同じく明石商の最速151キロ右腕・中森俊介投手の評価が高い。大学生では左打ちの強打者で俊足も誇る佐藤輝明内野手(近大)、奈良・智弁学園時代の16年春に選抜優勝を果たした右腕・村上頌樹投手(東洋大)、最速150キロ左腕・早川隆久投手(早大)らの名前が挙がる。

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