センバツ大会に出場したドラフト候補選手について、各球団のスカウトがどんな選手を評価したのか、大阪桐蔭の選手に評価がやはり高かった。
大阪桐蔭の選手評価
今大会は、大会で驚かされる選手というのはいなかった。前評判の高い選手が力を見せ、それについてスカウトが評価をしている形となっている。
注目されていた大阪桐蔭の選手については、やはり藤原恭大選手の評価が最も高く、
◎日本ハム・山田スカウト顧問:「走攻守、全てそろっている。うちの浅間が1年目から出たけど、浅間より力強い」
◎オリックス・長村球団本部長:「打球に力があるし、脚力もある。外野手として非常に高いレベルにある」
◎中日・中田アマスカウトディレクター:「チームの軸になれる。トリプルスリーを期待するような選手」
と評価をしている。また根尾昂選手と藤原選手について、
◎東京ヤクルト・橿渕編成部スカウトグループデスク:「将来の軸となる野手候補」
◎横浜DeNA・吉田編成スカウト部長:「打つだけでなく守りがいい」
◎中日・米村チーフスカウト:「スーパースターの候補」
と評価している。
他に野手では明秀日立の増田陸選手、日大三・日置航選手、延岡学園・小幡竜平選手のショートの候補が注目され、増田選手について巨人の岡崎スカウト部長は「タイミングの取り方がいいから、あれだけ振れる」と評価した。
ホームランバッター候補では東海大相模・森下翔太選手、日本航空石川・上田優弥選手、智弁和歌山の林晃汰選手、近江・北村恵吾選手の名前が挙がったものの、昨年の清宮、安田クラスの選手はいなかった。
投手については、大阪桐蔭の柿木蓮投手について、
◎中日・中田スカウト部長:「柿木が非常に良くなった。スピードは出るし、キレ、質がよくなった」
◎阪神・畑山チーフスカウト:「昨秋よりもよくなっている」
と昨年からの成長を評価された。また明徳義塾の市川悠太投手については、
◎楽天・仁村スカウト副部長:「市川が素材としたらすごい。あの真っすぐは打てない。スライダーだけで抑えられるけど、プロになったら落ちるボールも必要」
◎オリックス・古屋編成部副部長:「数少ない横手投げでタフ」
と評価し、今大会のNO.1はこの二人が争う形となった。
中央学院の大谷拓海選手は打者の評価が高く、彦根東の増居翔太投手に広島・苑田スカウト統括部長が「守備もうまいし、投手らしい投手」と評価した。
他には2年生の日大三・井上広輝投手と、星稜・奥川恭伸投手に期待する声が相次いだ。
2018年センバツ出場校とドラフト注目選手
2018年センバツ大会ドラフト候補番付
右膝に痛みを抱えながらのプレーだったが、2回戦・伊万里戦は2安打。右前打で二塁を陥れる好走塁も見せた。日本ハム・山田スカウト顧問は「走攻守、全てそろっている。うちの浅間が1年目から出たけど、浅間(大基)より力強い」と評価。オリックス・長村球団本部長は「打球に力があるし、脚力もある。外野手として非常に高いレベルにある」と話し、中日・中田アマスカウトディレクターも「チームの軸になれる。トリプルスリーを期待するような選手」と絶賛した。
野手では、2試合11打数5安打2打点の明秀学園日立の増田を「タイミングの取り方がいいから、あれだけ振れる」と巨人・岡崎スカウト部長が評した。大阪桐蔭・根尾と藤原については、ヤクルト・橿渕編成部スカウトグループデスクが「将来の軸となる野手候補」とし、DeNA・吉田編成スカウト部長は「打つだけでなく守りがいい」と高く評価。さらに、中日・米村チーフスカウトも「スーパースターの候補」と絶賛した。
コメント