侍ジャパン大学代表は、石川昂弥選手を4番に据える事が分かった。石川選手は喜びを感じながらも、木製バットについて不安も話した。
日本の4番
この日、屋内練習場で練習をしていた石川昂弥選手は、「4番でと言われた。うれしい。打たないといけないが、日本の4番。喜びを感じながら、結果を残せたら」と話し、首脳陣から4番での起用を伝えられたことを明かした。
その責任感もあり、石川選手は練習の終盤に佐々木朗希投手のブルペン投球で打席に立ち、ストレートのスピードを目に焼き付けた。「自分から監督、コーチに言って」立ったといい、「引退が早く、実戦での練習ができていなかったので、見るだけで違うと思って」と話した。
しかし、佐々木投手の球に「見たことない伸びのまっすぐ。」と話し、「100マイルを投げるような米国の投手の球を、木のバットで打たないといけないのかと思った」と、木製バットの不安も口にした。しかし、「とにかく走者をかえす打撃がしたい」と話し、長打などを狙うのでなく、ランナーを還すための打撃をすると話した。
侍ジャパンの野手のポジションと打順について、考察では、以下の様に書いたが、4番石川という事や、森選手、武岡選手が外野の可能性もあるという事で、打順を変えてみた。
1(遊)武岡 左 → (右)武岡 左
2(二)坂下 左 → (二)坂下 左
3(三)石川 右 → (遊)森 左
4(左)浅田 右 → (三)石川 右
5(D)遠藤 左 → (左)浅田 右
6(右)横山 右 → (D)遠藤 左
7(中)鵜沼 右 → (中)横山 右
8(一)韮澤 左 → (一)韮澤 左
9(捕)山瀬 右 → (捕)山瀬 右
おそらく、今日の大学生との練習試合でポジションと打順は見えてくると思うので、また変更をます。
いずれにしても、木製バットとなる打線は、昨年のアジア選手権でも台湾、韓国に1点に封じられ、一昨年のW杯でも中村奨成選手が全く打てなくなっていた。今年も打撃陣の活躍がポイントとなりそうだ。
屋内練習場で汗を流した石川は「4番でと言われた。うれしい。打たないといけないが、日本の4番。喜びを感じながら、結果を残せたら」と目を輝かせた。
練習試合が雨天中止となり、野手は打撃練習、投手は投球練習などを行った。快速球を投じる米国の投手との対戦を想定し、ブルペンの打席で佐々木の投球を間近で見た石川(東邦)は「100マイル(約161キロ)を投げるような米国の投手の球を、木のバットで打たないといけないのかと思った」と、木製バットへの順応を課題に挙げた。続けて「とにかく走者をかえす打撃がしたい」と意気込んだ。
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