今永昇太投手が8勝でCS決める、埼玉西武・多和田真三郎投手が7勝などルーキー活躍

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今日は各球団でルーキーが活躍を見せた。

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埼玉西武のドラフト1位・多和田真三郎投手は、ストレートとスライダーに2種類の球で8回まで毎回となる9奪三振、9安打を許したものの8回2失点で完投勝利を挙げた。これで自身5連勝で7勝目となった。昨年春の故障もあり、ゆっくりとデビューを飾ったが、序盤は先発しても短いイニングで失点を重ねるなどした。しかしシーズン終盤にかけてまだヒットは多いものの粘りの投球を見せるようになり、ドラフト1位ルーキーとしてふさわしい成績に近づいてきた。

横浜DeNAはこの日球団初のCS出場を決めたが、優勝チーム広島との闘いに先発したのはドラフト1位ルーキー・今永昇太投手だった。今永投手は開幕からローテーション入りし、序盤は好投を続けたもののなかなか勝ち星に恵まれなかった。しかし初勝利がつくと勝利を重ねていった。夏のオールスター前後に疲労からか球のキレが悪くなり2軍に降格したものの、8月には先発に復帰しこの日の勝利で8勝目を挙げた。規定投球回数に達していないものの防御率2.69と素晴らしい成績を残している。CSのカギとなりそうだ。

東北楽天のドラフト3位ルーキー・茂木栄五郎選手は、この日はシーズン2本目となるランニングホームランを記録した。茂木選手は打率.283、ホームランも7本となり、新人王を争う。阪神のドラフト1位ルーキー・高山俊選手もこの日猛打賞を記録し通算131安打とした。またこの日は第1打席でバックスクリーンにホームランを放ち、茂木選手と並んで7号となった。東京六大学で競ったライバルが、プロでも成績で競い合う。

前日には中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手が好投して2勝目を挙げ、オリックスでブレイクしているドラフト1位ルーキー・吉田正尚選手も含めて、チーム成績が振るわなかった球団でも、ルーキーたちの活躍が明るい話題となっている。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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