ヤクルトドラフト2位ルーキー・吉田大喜投手が2回パーフェクト

東京ヤクルトルーキーニュース

東京ヤクルトのドラフト2位ルーキー・吉田大喜投手がオープン戦初登板、2回を投げてパーフェクトピッチングを見せた。この日は合宿をしていた日体大の後輩約50人が観戦に訪れた。

後輩の前で

浦添で行われた東京ヤクルトと広島とのオープン戦、4回に吉田大喜投手がコールされると、スタンドから拍手が送られ、そして日体大の後輩約50人も沸いた。吉田投手はその拍手に応えるピッチングを見せた。

3番・ピレラ選手からの対戦だったが、落ち着いて制球良くキレ味抜群のストレートを投げてショートゴロに打ち取ると、次は日本の4番・鈴木誠也選手と対戦する。初球に145キロのストレートを投げてファウルを打たせると、カウント1-1からの111キロの低めのカーブを投げてサードゴロに抑えた。この回は西川選手もレフトフライに打ち取ると、続く5回には長野、安部、会澤とカープのレギュラー陣を完璧に封じ、三振こそなかったものの2回、打者6人をノーヒットに抑えた。

見学に来ていた日体大の古城監督は「落ち着いていて、彼らしいピッチングだった」と話し、今年のドラフト候補・森博人投手、吉高壮投手なども、去年まで同じユニフォームを着ていた先輩が、プロのユニフォームを着て、鈴木選手や会澤選手などと対戦する姿を目に焼き付けた事だろう。吉田投手は契約金の中から日体大の球場にスピード計測器を設置した。「後輩たちが、少しでもいい球を投げてくれたら」と話した。

この日は、広島の先発は昨年、侍ジャパン大学代表でともに戦った森下暢仁投手が登板していたが、前日には連絡を取り健闘を誓いあっていたという。初回に2失点をしたものの、その後2イニングを無失点に抑えた森下投手を「いい投手だな」と改めて思った。

森下投手の登板、後輩の見学、そして鈴木誠也選手との対戦など、刺激に富んだオープン戦デビューで2回パーフェクト、これからが本当に楽しみ。

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この日は、沖縄でキャンプを行っていた日体大の後輩、約50人が観戦に訪れた。古城監督は「落ち着いていて、彼らしいピッチングだった」と目を細めた。ちょうど前日、横浜市内の日体大横浜・健志台キャンパスにある球場に、スピード測定器が設置された。吉田喜が契約金から「ウン百万円」をかけて贈ったものだ。「後輩たちが、少しでもいい球を投げてくれたら」と先輩としての誇りを掛けてプロの世界で戦う。

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