東芝・藤村哲之投手が2安打10奪三振完封で都市対抗本戦出場、社会人3年目投手に注目

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都市対抗野球西関東予選は第2代表決定戦が行われ、東芝がジェイファムに8-0で勝利した。社会人3年目の左のエース・藤村哲之投手が9回2安打10奪三振1四球で完封した。

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今年がラストチャンス

東芝からは昨年のドラフト会議で、右のエースの吉村貢司郎投手がドラフト1位で指名されたが、東芝でドラフト指名解禁となる2年目に指名漏れし、3年目にドラフト1位指名を勝ち取った。

そしてこの日、都市対抗本戦を決める試合で、東芝3年目となる藤村哲之投手が先発すると、肩の柔らかさによるフォームの深さがあり、タイミングが取りにくく腕が見えにくいフォームと、左打者へのインコースにコントロールされた絶妙な変化球が冴え、9回2安打10奪三振で完封した。

「今年は完投を個人的なテーマにしてきたので、大事な場面でできた」と完投ができたことを喜んだ。また、ストレートに磨きをかけ、強いストレートを軸に投球できた事も成長として実感していると思う。

愛工大名電、横浜商大で左腕投手として注目されたが、大学時はプロ志望届を提出したものの指名はなかった。吉村貢司郎投手とは普段からメッセージをやりとりをしており、プロ入りへの思いを強くする。「3年目でラストチャンスかなと思っている。チームを勝たせられれば、それはついてくるもの。意識せずに頑張っていきたい」と話した。

ストレートの力強さが増していると思う。プロ入りしても先発して投げている姿がイメージできた。都市対抗本戦で社会人の猛者を相手にこの日のような投球を見せることができれば、ドラフト会議での指名につながると思う。

社会人3年目

大学卒で社会人野球に入った選手は、2年目に指名がなかった場合、3年目がラストチャンスとする選手が多い。

この日はエキシビションマッチでも、ENEOSの3年目左腕・加藤三範投手が素晴らしい球を投げており、プロでも通用しそうと感じたし、最後に投げた糸川亮太投手も気迫のこもった投球を見せていた。

今年は大学生投手の左腕、右腕が豊富で、ドラフト上位指名は彼らで占められる事になると思うが、4位以降で社会人投手の指名が増えるのではないかと思うくらい、社会人投手の良さが見られる。

都市対抗本戦が非常に楽しみだ。

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【社会人野球】東芝が2年連続44度目の都市対抗切符! 最速146キロ左腕・藤村哲之が2安打10K完封 - スポーツ報知
 都市対抗野球(7月14日開幕・東京ドーム)の出場権を懸けた一戦は名門・東芝のエース左腕・藤村哲之投手(24=横浜商大)が10三振を奪い、2安打完封の快投で、2年連続44度目の本大会出場を決めた。
東芝が2年連続の東京D切符獲得 エース藤村が2安打完封 西関東第2代表決定戦 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 今春のスポニチ大会MVP左腕・藤村哲之投手(25)が2安打完封し、チームを2年連続の本大会出場に導いた。
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