駒大、片山雄貴投手が6回3安打6奪三振、今永昇太投手も2回5奪三振で1部残留

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 東都大学リーグの1部2部入れ替え戦は、駒沢大が東洋大を1-0で下して2連勝し、1部残留を決めた。東洋大の1年での昇格はならなかった。

2人の2年生投手

 駒沢大の先発は片山雄貴投手。福岡工大城東出身の右腕投手だが、この日は最速141km/hながらキレの良い速球で、6回を3安打6奪三振1四死球と安定感を見せて無失点に抑えた。高校時代から注目している投手で、リーグ戦でも2戦目の先発を任されたものの結果を残せずに外されていた。この日は意地を見せて期待に応えたといえる。

 球速もまだまだ伸びる投手だと思う。3年生となる来年のピッチングに期待したい。

 8回からは昨日150球以上を投げたエースの今永昇太投手が登板すると、最速146km/hの速球を押して2安打を許しながらも5三振を奪った。昨日は9回15奪三振で、この入れ替え戦では11回5安打20奪三振で無失点と抜群の投球だった。今季は1勝6敗だったが春に6勝した勢いが戻り、来年に大きく飛翔できる投球となった。

東洋大

 東洋大は大場翔太投手や藤岡貴裕投手などのエースが牽引してきたが、それらエースの存在が大きすぎたのか、今年の4年生、3年生の投手が育たずにエースの系譜が途切れており、2年生、1年生の成長が無ければ苦しい。来年3年生となる原樹理投手や肥後勇輝投手の成長と捕手の育成が鍵となりそうだ。1年生の補強も鍵となってくる。

 駒大が2戦連続完封勝利で東洋大を下し、1部残留を決めた。前日(9日)に15奪三振でシャットアウト勝ちした2年生エース左腕・今永昇太が8回から登板し、2回を2安打無失点、5奪三振に抑えて1点のリードを守りきり、2010年秋以来となる降格の危機を乗り切った。東洋大は能間隆彰投手(4年)が2戦連続で先発したが、3季ぶりの昇格はならなかった。

 今永の好救援で1部残留を決めた。「全力で投げて打たれたら仕方がないと、開き直って投げた」との言葉通り、2回を2安打5奪三振で無失点。前日の15奪三振完封と合わせて、2戦で20奪三振の快投。「自分は制球で勝負する投手じゃない。しっかり腕をふることを当たり前にしたい」と、春季最多勝(6勝)左腕がリベンジに燃える。


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