広島、ドラフト1位候補から松井裕樹投手を外す、JR東日本・吉田一将投手など即戦力投手中心

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 広島カープはスカウト会議を開き、ドラフト1位で即戦力投手を獲得する事を決めた。

 候補として挙がったのは、JR東日本・吉田一将投手、九共大・大瀬良大地投手、国学院大・杉浦稔大投手、セガサミー・浦野博司投手、東京ガス・石川歩投手、慶大・白村明弘投手の6人で、松田オーナーは「1位は大学、社会人。どれだけ即戦力に近い先発を取れるか。見る限りでは吉田が一番素晴らしい。」と話し、JR東日本・吉田一将投手が最有力のようだ。

 桐光学園・松井裕樹投手もドラフト1位候補にリストアップしていたが、指名が重複する可能性が高い事や即戦力を重視するため回避する。

 広島は捕手なども補強ポイントと思われるが、今季は前田健太投手以外の先発投手に苦しんだ事、そして前田投手のメジャー移籍の可能性や大竹寛投手のFA移籍の可能性があることから、緊急の先発投手の補強が重要としたようだ。

 また指名候補選手を68人に絞り込み7割以上は投手だったこともわかった。ドラフト2位以降でも投手の指名が続く事になりそうだ。広島は昨年ドラフト1位で投手を獲得する事ができず、育成も含めて指名した7選手のうち投手は育成ドラフト1位の辻空投手のみ(ドラフト5位の美間優槻選手は内野手として指名)だった。今年は、1位候補の6人のほかに、新庄・田口麗斗投手や瀬戸内・山岡泰輔投手といった地元広島の高校生もおり田口投手は2位で指名する可能性が高い。

 課題の捕手についても森友哉選手や小林誠司選手は獲得できないかもしれないが、帝京高の石川亮捕手の評価が高く、3位、4位での指名が予想される。いずれにしても今年はバッテリー中心のドラフトとなりそうだ。

 広島は23日、マツダでスカウト会議を行い、ドラフト1位候補をJR東日本・吉田一将(23)、九州共立大・大瀬良大地(22)ら大学、社会人の6投手に絞り込んだ。12球団で初めて、桐光学園高・松井裕樹投手(17)の指名回避を明かした。

 今秋の最大の補強ポイントは即戦力の先発投手。球団首脳は「1位は絶対に大学、社会人。どれだけ即戦力に近い先発をとれるか。見る限りでは吉田が一番素晴らしい」と明言。リストには残しているが、松井の回避は決定的となった。また、全体の指名候補を68人に絞り込んだ。

広島 スカウト会議でリスト絞り込み  - デイリースポーツ:2013/8/24

 広島は23日、マツダスタジアム内の球団事務所で今秋ドラフトに向けたスカウト会議を行い、高校生18人、大学・社会人50人にリストを絞り込んだ。苑田スカウト統括部長は「(リストの)7割は投手」と話し、1位指名は即戦力投手を予定。JR東・吉田、九州共立大・大瀬良、セガサミー・浦野、東京ガス・石川、国学院大・杉浦、慶大・白村を候補に挙げた。

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